料理家の松本日奈さんが、キッチンにまつわるあれこれをつづる連載「キッチンにひと工夫」。

今回は、サバ缶を使ってつくる「リエット」をご紹介します。

ワインとバゲットが進んじゃう！

ストックしておくと何かと便利な「サバ缶」。

以前、サバ缶を使ったスンドゥブチゲのレシピを紹介しましたが、今回はもっと簡単。

つくるのは「リエット」です。

「リエット」とは本来は豚肉を使い、時間をかけて火を入れてつくりますが、今回はサバの水煮缶を使って混ぜるだけで簡単。

味噌煮缶ではなく、水煮缶のほうを選んでくださいね。

サバ缶でつくる絶品リエット

ワインのおともにピッタリですし、バゲットやトーストに塗っても。

つくっておけるので、家飲みやホームパーティーに用意するのもおすすめです。

＜材料＞

・サバの水煮缶…1缶（190g）
・クリームチーズ…100〜150g
・にんにく（すりおろす）…1/2片
・しょうが（すりおろす）…小1片
・塩、こしょう…適量
・ピンクペッパー、ナツメグ…お好みで

＜つくり方＞

1. サバ缶は汁気を切り、ボウルに入れほぐす。クリームチーズとにんにく、しょうがを加えてよく混ぜる。

2. 塩・こしょうで調味したらできあがり。

3. ココットなどの小さめの器に食べる分だけ盛って、お好みでピンクペッパーやナツメグを振りかけても。すぐ食べない場合は冷蔵庫へ。

＜ポイント＞

冷蔵庫から出したてのクリームチーズは硬いので、電子レンジで20秒ほど温めると混ぜやすくなります。

にんにくとしょうがは、どちらか一方でも。どちらかにするなら、私はしょうがを加えるのがオススメ。

こしょうは、お気に入りのものがあればそれをぜひたっぷり加えてみてください。粗挽きのこしょうをガリっと挽いて加えるのも、サバによく合いますよ。

残ったクリームチーズで、ぜひ前回紹介した「ラビオリ」をつくってみてください〜！ こちらも本当に絶品です！

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