料理家の松本日奈さんが、キッチンにまつわるあれこれをつづる連載「キッチンにひと工夫」。

今回は、今の時季に食べたい爽やかな「浅漬け」のつくり方をご紹介します。

あと1品にも便利。手軽に野菜がとれる

文字通り「五月晴れ」のすがすがしい陽気と、梅雨のはじまりのようなジメジメが同居する5月は、何かさっぱりしたものを食べたくなる時季。

今回は「浅漬け」のつくり方をご紹介します。市販の素でもつくれますが、使う野菜に合わせたり自分好みの味に変えられるところが、手づくりのいいところ。

浅漬けというと、きゅうりやにんじんなどの歯応えのある野菜が合うというイメージがありますが、今回使ったのは「うるい」という葉野菜。

ゴールデンウイークに立ち寄った道の駅で、つやつやとしたものを見つけました。

うるいは山菜のひとつで、しゃきっとした歯ごたえと少しのぬめりが特徴です。

アクやえぐみがほとんどないので、生でいただけて、手軽に旬を感じられるのもいいところ。

鮮度が大事な葉野菜なので、今回は浅漬けにして旬の美味しさをしばらく楽しむことにしました。

うるいの浅漬け 

今回ご紹介する自家製“浅漬けの素”は、うるいのほか、小松菜やセロリ、薄切りにしたかぶを漬けても美味しいですよ。

<材料>

・うるい…1束
・塩…小さじ1
・酢…大さじ1
・出汁昆布…5cm角×2枚(目安)
・唐辛子…1本

<つくり方>

1. うるいはよく洗って3cm幅位にカットする。

2. 出汁昆布はキッチンばさみで細くカットして、唐辛子の種はとっておく。

3. ファスナー付きビニール袋にすべての材料を入れ、揉むようにして全体を混ぜる。空気を抜いてファスナーを閉じる。

4. 常温で半日ほどおき、水分が出てきて全体がしんなしたら食べごろ。冷蔵庫で保存する。

<ポイント>

そのまま食べてももちろん美味しいですし、あたたかいごはんにたっぷりのせて食べるのも、しゃきっとした食感があとを引く美味しさ!

ゆでたしゃぶしゃぶ用の豚肉と合わせて、豚しゃぶサラダ風にするのもおすすめですよ。

ビニール袋で簡単に漬けられますので、ぜひ常備菜にしてくださいね。

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