Photographed by Yama3
自分のパワーが分かるって楽しいね。
ロードバイクを速く走らせたい場合、フォームや筋力も重要ですがそれらを数値化して現状を理解することも大切。ケイデンス（ペダルの回転数）からはじまり、脚力を測るパワーメーターも有効なツールとなります。
ただ、しっかり計測できるパワーメーターってお高いんですよね……。
ということ今回は、両足計測も可能ながら価格も控えめなペダル型パワーメーター「iQ2 POWER METER」をお借りして使ってみたレポートをお届けします。片側計測で4万円前半、両側計測で7万円アンダーと手が届きやすくなっていますよ！
筆者は休日にフラッとサイクリングする程度のカジュアル勢ですが、使ってみるとロードバイクがより楽しくなったのでサイクリストの皆さんはぜひ参考にしてみてください！
取り付け〜セッティング
こちらが今回試した「iQ2 POWER METER」の両側計測モデル。内容物は左右のビンディングペダルと取り付け用レンチのみ。
本製品のボタン電池（CR2032）駆動のため、片側モデルには1個、両側モデルには2個必要。電池は付属しないので各自で用意しましょう。
充電式の方が長期的にはコストが安くなりますが、筆者的にはコンビニ等ですぐ手に入りサッと交換できるので電池式も悪くないと思っています。
取り付けは一般的なペダルを装着するのと変わらず特に難しい点はありません。
装着後は製品アプリで最初にファームウェアのアップデートを行い、パワー計測に必要な愛車のクランク長入力とパワーメーターの校正を実施。
その後、使っているサイコン（サイクルコンピューター）やライディングアプリと連携をすればOKでした。計測機器に慣れていないと少し手間取るかもしれませんが、普段からサイコンやアプリを使っていればそれほど難しくはないと思います。
クリートはLOOK KEOのみ対応
ビンディングペダルにはいくつかの規格がありますが、「iQ2 POWER METER」はLOOK社のKEOという規格のみ対応な点にはご注意を。
現在使っているのがShimano SPD-SLの場合、クリート取り付け位置は互換性があるのでKEOクリートだけ用意すれば利用OK。クリート取り付けネジ穴が2つのShimano SPD規格だとシューズから買い替えが必要です。
筆者が使っていたのはShimano SPD-SLでしたので、クリートだけ交換して問題なく使えました。
パワーが見れるって楽しい
さっそくサイコンと接続してライド開始！ 「iQ2 POWER METER」の電源はしばらく静止しているとOFFになり、動き出すとすぐにONになり自動でサイコンに繋がります。
練習用ローラーで試しているのでスピードは0km/hですが、ケイデンス（回転数）の横にしっかりとパワーがリアルタイム表示されています。
その後5kmほど軽くサイクリングした際のデータがこちら。
表示項目は使うアプリやサイコンによって異なりますが、自身の性能が数値で表されるのは新鮮で楽しいですね！
これだけ指標が明らかになればトレーニングの効率アップや成果の確認に役立つので、レースなどで上位を狙う人にはやっぱり必要なアイテムだと感じました。
ちなみに今回は両側計測モデルを使いましたが、残念ながら筆者の格安サイコンでは片側しか接続できませんでした。
上の画像のように両側計測対応のサイコンであれば左右バランスなどもしっかり記録できるので、より高みを目指せそうです。
Bluetooth対応でアプリでも計測可能
「iQ2 POWER METER」は、自転車用計測アイテムでは主流のANT+という通信規格以外に、Bluetooth通信も可能。そのため、アプリ側が対応していればスマホでも動画のように計測表示ができました。
ただサイコン接続より少し反映までにラグがある感じでしたので、このあたりは保有機材や好みで使い分けると良いかと思います。
ペダル型でコスパもグッドなパワーメーター「iQ2 POWER METER」は現在、クラウドファンディングサイトmachi-yaにてキャンペーン価格で先行販売中。
執筆時点では、片側計測モデルが一般販売予定価格から15%OFFの42,330円から、両側計測モデルが10％OFFの69,110円（いずれも税・送料込）からオーダー可能でした。
ロードバイク乗りのみなさんにはオススメできると感じたので、気になった人は下のリンクから詳細をチェックしてみてください！
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