Text and Photographed by 山中将司 Business Insider Japanより転載。
1日のほとんどを自宅で過ごすリモートワーカーの私にとって、ルームシューズ探しは仕事の相棒を見つけるような行為だ。
今まで普通のスリッパや暖かいルームシューズを試してみたのだが、数カ月履き続けていると中の芯材がヘタってしまい快適とは言えなかった。
そこで足の疲労感を軽減する効果があるリカバリーシューズを室内ばきに取り入れたら快適な毎日が待っていた。
雲の上を歩くかのような履き心地
Oofos(ウーフォス)「OOcandOO」 14,080円(税込)それが、Oofos(ウーフォス)の「OOcandOO」というリカバリーシューズだ。
ウーフォスは2018年に日本に上陸したアメリカのリカバリーサンダルのパイオニアブランドで、全商品が全米足病医学協会からの認定を取得している。
一般的なEVA素材のミッドソールに比べ、衝撃を37%も抑えることができるそうで、歩行時に膝、腰、背中にかかる負担を軽減できる。
それだけではない。この特殊なソールはリモートワークからくる体の凝りをほぐし、コンディションを整えてくれるのだ。あくまで私の印象だが、歩くたびに足底が柔らかくマッサージされるような感覚があり、血流が良くなって、腰痛も軽減されたように感じる。
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かかとから包み込まれる気持ちよさ
履きごごちは抜群で、足を通した瞬間「モニュン」とした不思議な感触に包まれる。柔らかいのだが、芯の詰まったマシュマロのようなコシがあり、しっかり足全体を支えてくれる。
足が触れるインソール部位は人間工学的にデザインされており、アーチ部分がしっかりと土踏まず部分のをサポートするためとても気持ちがいい。
同ブランドの製品はサンダルタイプが有名だが、冬のこの時期は寒い。また、階段の上り下りの際に煩わしいのでスリッポンタイプを選択した。厚いゴムで足元を覆われるため、想像以上に暖かく、ソックスと合わせることで真冬のフローリングでも寒さを感じない。
手を使わずに履くのは難しい
残念な点を挙げるとすれば、このスリッポンタイプは全体がゴムになっているため、かかと部分も柔らかいことだろう。
そのため、脱ぎ履きする際には手を使う必要があり、少し煩わしいのが欠点だ。
ベルクロでフィット感を調節できる
フィット感をベルクロで調整できるのはいい点だ。
ただ、ベルクロは少々安っぽく、端は素材をただ切りっぱなしにしたような状態で固く鋭利だ。この点だけは1万円するクオリティに見えない。
オフィス用にもおすすめ
とはいえ、実際の質感はマットで遠目には革靴に見えるような高級感がある。靴下と合わせることで、ビーチサンダル感もなくなるため、オフィスで着用しても悪目立ちすることはないだろう。
細かな欠点はあるものの、家にいながら体のコンディションを整えられるリカバリーシューズは、確実に生活の質を向上してくれた。
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6,600円で買えるMOONSTARのスニーカー、びっくりするほど軽くて足が疲れにくいんだ
元営業職で毎日パンプスだった私が「靴ズレ知らず」になった最強アイテム
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