料理家の松本日奈さんが、キッチンにまつわるあれこれをつづる連載「キッチンにひと工夫」。

今回は、フライパンひとつでできる「菜の花ペペロンチーノ」のレシピをご紹介します。

ほのかな苦味とチーズがよく合う!

年末ぐらいから、真っ先に春の訪れを予感させてくれる「菜の花」。鮮やかなグリーンの美しさとほろ苦さが魅力です。

私は菜の花を見つけると、まず「ペペロンチーノ」を思い浮かべます。菜の花を使った料理のなかで、一番美味しいと思うぐらい好きなんです。

しかもフライパンひとつで簡単につくれちゃうというのもお気に入り。

菜の花のペペロンチーノ

菜の花の量が多いように感じますが、火が通ってしんなりするのでたっぷりと入れてください。

スパゲッティとよく絡むように、小さめに切ることもポイントです。

<材料(2人分)>

・スパゲッティ(お好みの太さ)…160g
・菜の花…1束
・にんにく…1片
・唐辛子…1本
・水…400ccほど
・塩…小さじ1/2
・オリーブオイル…大さじ3
・ブロックチーズ(あれば)…適量

<つくり方>

1. 菜の花は1cmくらいの幅にざくざくと切る。にんにくはみじん切り、唐辛子は種をとっておく。

2. フライパンにのオリーブオイルをひき、にんにくと唐辛子を入れたら弱火にかけ、焦げないようにゆっくりとオイルに香りをうつす。

3. フライパンに塩と水を加え、沸騰したら、スパゲッティを半分に折って加える。ふたをして、表示されたゆで時間の半分(ゆで時間が8分だったら4分)、パスタ同士がくっつかないようにほぐしながら弱めの中火で煮る。

4. 蓋をあけて菜の花をのせ、火を通す(ゆで時間の残りの分数でOK)。

5. 途中でかき混ぜる。水分がなくなり焦げつきそうな場合は、水を50ccほど足す。

6. 味をみて、スパゲッティがアルデンテになったらできあがり。ブロックチーズがあれば、仕上げにたっぷりと削りかける。

<ポイント>

“ワンパン”でつくると、洗い物が少なくて済みますし、麺をゆでるお湯を沸かさなくていいのも助かります。

今回使ったのはゆで時間が7分のスパゲッティでしたので、手順3と手順4でそれぞれ3分ほど煮ました。麺の太さに合わせて加減してください。

菜の花のほろ苦さとチーズは相性抜群。

粉チーズももちろん美味しいですが、今回使ったペコリーノ・ロマーノや、パルミジャーノなどのブロックチーズをぜいたくに削って味わうのもおすすめです。

ベーコンを加えるとコクとボリュームが出ますが、菜の花だけのシンプルなものも絶品ですよ。

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