1年を通してお弁当にも食卓でも欠かせないブロッコリーですが、旬の冬から春がいちばん美味しい時季!
今回はおいしいブロッコリーの見分け方と使い切りレシピを紹介します。
美味しいブロッコリーを見分けるポイントは3つ!
一見、木のような見た目のブロッコリーですが、実は花の蕾(つぼみ)が集合したもの。おいしさを見極めるチェックポイントは、この花蕾(からい)部分と茎の部分にあります。
1、まずは花の蕾(つぼみ)をチェック!左 : 新鮮なもの、右 : 鮮度が落ちたもの
左の写真の花蕾をよく見るとぎゅっと閉じているのがわがりますよね。蕾が開いて花が咲いていると、全体が黄色っぽくなってきます。黄色っぽいものは鮮度が落ちているので、緑色が濃いものを選びましょう。
また、ブロッコリーは寒さにあたると紫色になります。紫がかったブロッコリーは甘さが増しているという説も。
出合えたらラッキーなブロッコリーなので、見つけたら購入するのがオススメ。生のときは紫色ですが、茹でると緑色になりますよ。
2、上からみたときに真ん丸なものがベスト!左は収穫時期が適切だったブロッコリー
上から見たときに小房の境目が分かりにくく、ギュッと硬くなっているものは、収穫時期がちょうどよかったもの。全体がなるべく真ん丸なものを選びましょう。
右のブロッコリーのように、小房の間にすき間があり横に広がってしまっているものは、収穫時期を逃しおいしさのピークを過ぎてしまったものなので避けたほうが良さそう。
また、大きいもののほうがお得に感じますが、ブロッコリーは小さくまとまったものがオススメです。
3、茎の断面が真っ白なら新鮮!左のように断面が白くて空洞のないものが◎
茎も鮮度を確認する重要なポイント。
茎の断面が黒ずんでなく、空洞がないものが新鮮な証拠です。「す」が入っておらず、太い茎のものを選ぶと芯までおいしく食べられますよ。
茹でて鮮度をチェック!その差は歴然でした
上段が新鮮なブロッコリーを茹でたもの
新鮮なブロッコリーと鮮度の落ちたブロッコリーを1分間茹でて比べてみると、その差は歴然。
新鮮なブロッコリーは緑色が濃く、花蕾(からい)がピンとしています。翌日でも青臭さが残っておらず、おいしく食べることができました。
対して、鮮度が落ちたブロッコリーは色がイマイチなだけでなく、翌日になると青臭さが残ってしまい、食感もモソモソとしていました。
おいしいブロッコリーの見分け方がわかったところで、花蕾と茎それぞれの美味しさを生かしたオススメレシピを紹介します。
おやつやおつまみにも!「ブロッコリーのジョン」
韓国風ピカタの「ジョン」。ふんわりとした衣はブロッコリーの甘味や食感との相性がよく、野菜が苦手な人でもおいしく食べられます。おつまみやおやつ、お弁当のおかずにもピッタリ!
<材料(2〜3人分)>
ブロッコリーの花蕾部分…1本分(200g) 塩…ふたつまみ 卵…1個 小麦粉…大さじ2 ごま油…大さじ1 お好みでケチャップやマヨネーズ、酢じょう油など…適量<つくり方>
1. ブロッコリーは小房に分けて軽く洗う。ぬれたまま耐熱ボウルに入れ、ふんわりとラップをし、600Wの電子レンジで2分を目安に加熱し、塩を振っておく。
2. 溶きほぐした卵に小麦粉を加えて混ぜ、衣をつくる。
3. 2のブロッコリーを3の衣にくぐらせ、ごま油を引いたフライパンに並べて中火で加熱する。フライ返しでブロッコリーを上からギュッと押し付けて、軽く潰す。
4. 焼き面がキツネ色になるまで2〜3分ほど加熱し、裏返して30秒ほど焼く。お好みでケチャップやマヨネーズ、酢じょう油などを添えてできあがり。
ポリポリ食感がたまらない! 「ブロッコリーの芯のザーサイ風」
芯の部分は電子レンジで1分加熱することで硬い皮がするっと剥くことができます。花蕾部分とは違った歯ごたえのある食感がやみつきになるおいしさです。
<材料(2人分)>
ブロッコリーの芯…1本分(100g) 鶏がらスープの素…小さじ1/3 しょう油…小さじ1/3 ごま油…小さじ1/3 ラー油(お好みで)…少量<つくり方>
1. ブロッコリーの芯に縦に切り込みを入れる。
2. 芯をラップで包んで600Wの電子レンジで1分間加熱し、粗熱が取れたら皮をむく。
3. 薄くスライスし、中華味とごま油、醤油、ラー油で和えてできあがり。
私たちの食生活になくてはならない野菜のブロッコリー。ますます食卓で大活躍しそうですね!
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白菜は切り方を変えると美味しくなるんだよ!
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