Photographed by にしやまあやか
炎を見るという行為はどこか非日常的で、特別感があります。
インドア派の私でも憧れる一方で、アウトドアへの挑戦にはどうしてもハードルを感じてしまうんですよね。
ところが、machi-yaに登場中の「FIRE POT3」があれば、屋外へ出かけることなく、お家の中で驚くほど簡単に焚き火を楽しめるのだとか。
インドア派の筆者が試しに使ってみたので、その様子をレビューしたいと思います。
無骨なデザインの焚き火台
「FIRE POT3」は、六角ナットを彷彿とさせるような、無骨なデザインをしています。シンプルなデザインなのでどんなインテリアにも馴染みますが、インダストリアル系のお部屋にはよりしっくりときそうです。
素材は耐熱コンクリートで、重量は1.5kg。決して軽いとは言えませんが、移動に困るほどではありません。火を使うものですから、これくらいの安定感があるほうがむしろ安心だと感じました。
エコ燃料で煙や灰、臭いゼロ
それでは、実際に焚き火をしてみましょう。まずは、用意した燃料をポットに入れます。今回のバージョンから採用された「内ポット」を使用してみましょう。
この「内ポット」を使用すると不使用時よりも小さな炎を楽しめるとのこと。家でひとり細々と焚き火をするならこちらで十分でしょう。
「FIRE POT3」最大の特長は、煙や灰、臭いなどの燃やすときに出る物質がないところです。近年エコ燃料としても注目されるバイオエタノールを使用することで、この手軽さを実現しています。
別途購入が必要ですが、案外ホームセンターやAmazonなどで簡単に入手可能なので心配いりません。
燃料を入れたら、あとは火をつけるだけ。点火棒を使用するのが一番火を付けやすそうです。
燃やす前の燃料は、ツンとしたアルコール臭がしましたが、燃焼中の臭いはまったく気になりません。炎はゆらゆらと燃え続けているのに、煙も灰も出なくて快適です。
炎の灯りに癒された
手をかざしてみると、炎の周りがじんわりと暖まっています。さすがに暖房代わりとまではいきませんが、温かみのある炎の灯りはなんだかほっとします。
ゆらめく焚き火を眺めながらお酒をいただけば、いつもの晩酌とは大違い。自宅にいながらちょっと良いバーにでも来たような良い雰囲気でお酒を味わえます。
後片付けもとっても簡単
あまりの心地良さに、うとうとし始めたので今日はここらでおしまいにしておきます。消火は付属のフタをするだけ。灰やススなどはないので片付けはこれだけで完了です。
40分ほど火をつけていたので、さすがに本体も熱を持っていましたが、本体の下に付属のクッションを設置しておいたので、家具が熱などにやられることはありませんでした。
まさかたったこれだけの作業で自宅で焚き火を楽しめるとは、インドア派には大満足でした。コンパクトなサイズなので、もちろんアウトドアへの持ち運びも可能です。
記事内で紹介できたのはほんの一部。
「FIRE POT3」の楽しみ方は、他にもまだまだたくさんあります。プロジェクトページでは、さまざまな使い方が紹介されていましたのでぜひ覗いてみてください。下記のリンクからアクセスいただけます。
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