Photographed by 山科拓郎
移動や荷物運びに設営など、なかなかに体力を使うキャンプ。元気な翌日を迎えるためにも、テント泊の寝床作りは超重要です。
いくら寝袋にくるまって寝るとはいえ、薄いテントシートごしでゴツゴツした地面に横たわると、悲しいことに寝心地は最悪…。地熱の影響も受けるので、今の時期なら念入りな底冷え対策も必要になります。
キャンプ好きにはおなじみ、マットやコットを使う手もありますが、「よりよい寝心地を追求したい！」「もっと楽に設置できると嬉しい」といった声も聞こえてきそう。それなら、手間いらずで膨らむエアーベッドの出番でしょう。
そこで試してみたのが、付属のエアーポンプであっという間に空気が入り、快適な睡眠環境が整うという「RETOO エアーベッド」。シングルサイズのサンプルをお借りして、実際に使用した感想をお届けします。
スイッチオンで、あとは約90秒待つだけ
キャンプ用マットやベッドの空気入れって、手動だとなかなか大変ですよね。明るいうちに設置し忘れてしまい、暗〜いテント内で泣く泣く空気を入れた経験が何度かあります…。
しかし「RETOO エアーベッド」はエアーポンプ内蔵なので、膨らませるのがめちゃくちゃ簡単！ 広げて置いてからカバーを開けて、ポンプのスイッチをオンにするだけでOKなんです。
空気がいっぱいになるまでの所要時間は90秒ほどでした。この間、眺めているだけでいいので、なんと楽なことか…。空気の入れ具合である程度、好みの固さに調節できるところも嬉しいですね。膨らみ切ったら、スイッチをオフにしましょう。
極厚40cmでソファー代わりにも
このエアーベッド、驚くべきことに厚みはなんと約40cm。地面からの冷気を遮断し、身体を温かく保つのに十分と言えるでしょう。
横100×縦200cmのシングルサイズですが、室内に鎮座しているとかなり存在感があります。これだけ設置が簡単なら、風邪を引いて家族と寝床を別にしたいときのサブベッドや、災害への備えとしても重宝しそうですよね。
シングルサイズでも、身長約160cmの大人が寝てみて、縦横ともにかなり余裕があります。そして、まるで雲の上にいるかのような感覚も、ちょっとした非日常感が味わえました。
寝返りを打っても体圧をしっかり分散してくれる印象。テント泊でもこれだけ素晴らしい睡眠環境が得られるって、感動です！
タフさを求めるならプレミアムモデルがオススメ
約40cmの高さがあるので、ソファー代わりにしても便利。端のほうに重さがかかってもたわまず、安定感があります。
耐荷重310kgのタフな仕様で、大人3人が同時に使えるのもすごいところ。家族や友人とのキャンプで、快適さを共有できそうです。
なお、今回使用したのは、複合PVC素材を採用したスタンダードモデル。愛犬が多少いたずらしても問題ない頑丈さのようでしたが、さらなる耐久性や耐候性を求める方に向けて、MICRO FABRIC PVC素材を採用したプレミアムモデルも用意されています。
こちらは引っかき傷により強いそうなので、私なら後者を購入したいかも…！両モデルともに、1年間の無償アフターサービスがついているので、長〜く安心して使えそうです。
排気も簡単＆専用バッグで持ち運び楽々
先にもご紹介したエアーポンプは、エアーベッドから引き抜いて単独でも使用可能です。付属のノズルを利用すると、ブロワー代わりにも。4500mAhの大容量で、Type-Cケーブルでの充電に対応しています。
ベッドの空気を抜く際も、エアーポンプの出番。スイッチ側の給気口にノズルをはめこみ、ベッドの空気栓を開けて差し込みます。
あとはスイッチをオンにすれば、約90秒で排気が完了します。これなら、撤収も簡単ですね。
広げた状態では大きくても、くるくる丸めればかなりコンパクトになります。
付属の専用カバンにスッと収まるので、持ち運びが簡単。このまま車のトランクに詰め込んじゃいましょう！ タンスやクローゼットへ収納するにも便利です。
ベッドが欲しいけど、置くスペースや処分のことを考えると腰が重い…という方にも、ぜひオススメしたい「RETOO エアーベッド」。サイズ展開は、シングルサイズ／ダブルサイズ／キングサイズの3種で、カップルや家族向きの大きさも選べます。
各サイズの寸法をご覧になりたい方は、下記リンク先ページも要チェックです。
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