快適なハイレゾ生活をエンジョイ中! ですが、オーディオ沼には底が無く「リケーブル」の誘惑が……。
リケーブルってなに?
「リケーブル」とは、オーディオを接続しているケーブルを交換することで、音質を改善すること。
ケーブルで音が変わる? ワイヤレスの時代に? と、思われた人もいると思いますが、「リケーブル体験」の読み物としてお付き合いください。
1本〇万円なんて高級なケーブルもありますが、安価なケーブルもたくさんあります。
そして、高級品=高音質とは限らないのが、オーディオの面白いところ。
手頃な価格のケーブルでも、機器との相性や設置環境で、劇的に音が変わることもあります。
USBケーブルをリケーブルしてみよう
私のPCオーディオ環境は上の図のような感じで、今回はUSBケーブルをリケーブルします。
このUSBケーブルには、デジタル信号(音楽データ)が流れます。
デジタルの良いところは、伝送時の情報ロスがないこと(PCからハードディスクに転送してもファイルが壊れたりしませんからね)。
それならUSBケーブルを変更しても情報量は変わらないので、そのデータから生成される音も変わらない気がするのですが……。
なんと、音が良くなると言われているUSBケーブルが多数販売されています。
その中から馴染みのあるブランドで、評判も良いケーブルを選んでみました。
秋葉原の老舗、オヤイデ電気の製品
オヤイデ電気 d+USB classB 3,100円(税込)※Amazon参考価格秋葉原の老舗、オヤイデ電気の製品。
DJや音楽制作の現場でも使われている、「音質に特化したUSBケーブル」です。
信号を伝える導体は、高純度無酸素銅(OFC)を、銅よりも5%伝導率が高い銀でコーティング。
ノイズや電磁波から信号を守るための、TPEシース、二重シールド、ツイストペア構造。 曲げた時に、抵抗や静電量の変化を回避するためのフラットなケーブル形状。 コンタクト部分(USB端子)は青銅合金に金メッキ。
と、必殺技をたくさん持っているような感じで強そうです。
コンタクト部とケーブル長は、各種バリエーションがあります。
私は、コネクタがAとBで、ケーブル長が0.7mのものを購入しました。
「黄緑色のきしめん」という感じです。
黒だらけの配線の中で、鮮やかな差し色になりそう。
オヤイデ電気 USBケーブル 0.7m d+USB class B/0.7 3,100 Amazonで見る 3,630 楽天で見る !function(t,e){if(!t.getElementById(e)){var n=t.createElement("script");n.id=e,n.src="https://araklet.mediagene.co.jp/resource/araklet.js",t.body.appendChild(n)}}(document,"loadAraklet")
実際に聴いてみると
DAC付きヘッドホンアンプに、付属していたケーブルと本品を交換して、さまざまなジャンルの曲で音質をチェック!
違いを聞き分けることができるかと心配していましたが、音の違いはハッキリ分かります。
まず、音の空間が広がりました。 今までよりも大きなホールで聴いているようなイメージです。
そして音が増えました。 各パートが鮮明に際立ったけれどうるさい感じではありません。
音が変わることが分かったので、家にあったUSBケーブル5本も加えて交換しながら聴き比べてみました。
それぞれのケーブルで音が違いますが、今回購入したd+USBが、1番良いと思いました。
期待以上に良い音になってくれました。
前出の必殺技のようなスペックの中の、何がどのように影響して音が変わるのか、という理由は正直わかりません。
音質はスペックの外側にある感じです。
トライ&エラーを繰り返して、スペックには現れない音質を追求して開発された製品なのだと思います。
オーディオの世界は本当にDEEPですね。
もっと良い音にするために、各社のオーディオ用ケーブルを聴き比べしたくなりますが、沼から出られなくなりそうなので、USBケーブルはこれでOKにしておきます。
音質ではなく、音楽を楽しむためのオーディオです(と自分に言い聞かせる)。
次は、ヘッドホンをリケーブルしちゃおうかなぁ。
PCやスマホとオーディオ機器をUSB接続している人、ケーブルで音が変わるはずがないと思っている人、「このケーブルは良い音するよ」なんて言ってみたい人、まずは「d+USB」を試してみませんか。
差し色はグリーンと決めている人にもオススメです。
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