冬のあったかメニューを教えてくれたのは、料理家の松本日奈さんです。ホカホカしたメニューは心の栄養にもなりますよ〜。
味つけは塩だけなのに、少しよそいきの「ごちそうポトフ」
ほっとあったまってごちそう感があって、しかもカンタンなボリューム満点のポトフ。お肉と野菜からたっぷりと旨みが出るので、味つけは塩だけでじゅうぶんなんだそうです。
カンタンごちそうポトフ<材料(2〜3人分)>
ブロックベーコン…80g ソーセージ…4本 キャベツ…1/4個 玉ねぎ…1個 じゃがいも…2個 人参…1/2本 塩…小さじ2/3ほど 粒のブラックペッパー(好みで)…適量 マスタード(好みで)…適量<つくり方>
1. 玉ねぎは皮をむいて4等分に、人参は乱切り、じゃがいもは半分に切る。キャベツはくし形に3つに分ける。
2. オリーブオイルを熱した鍋で、ブロックベーコンとソーセージにこんがり焼き色をつけたら、いったん取り出しておく。
3. 同じ鍋に玉ねぎ、人参、じゃがいもを入れてオイルを絡めるようにする。水をひたひたに注いで、煮立ってきたら蓋をして5分ほど煮る。
4. 塩とキャベツを加えて、ベーコンとソーセージも戻し入れたら、蓋をして野菜がやわらかくなるまで10分ほど煮る。塩で味をととのえる。
ぜいたくにブロックベーコンと大きなソーセージを入れましたが、ベーコンのみ、ソーセージのみでももちろんOK。
れんこんやごぼう、かぶ、大根などの野菜も合いますよ。
詳しくはコチラから!↓
味つけは塩だけ。いつものポトフを少しよそいきの「ごちそうポトフ」にする方法|キッチンにひと工夫 - ROOMIE(ルーミー)
じゃがいものグラタン「グラタン・ドフィノア」
「フランスの郷土料理『グラタン・ドフィノア』は、おしゃれな名前と相反して、料理自体はとてもシンプル」と語る松本さん。
お鍋ひとつで、オーブンがなくてもトースターがあれば簡単につくれるそうなので、早速、つくってみましょう!
グラタン・ドフィノア<材料(14cm×22cmのグラタン皿1つ分)>
じゃがいも…3個 生クリーム…100ml 牛乳…100ml にんにく…1片 塩・こしょう…各適量 ナツメグ(あれば)…少々 ピザ用チーズ…適量
<つくり方>
1. じゃがいもは皮をむいてスライサーなどで薄くスライスする。
2. 鍋にじゃがいも、生クリーム、牛乳、すりおろしたにんにく、塩、こしょうを入れ、中火にかける。煮立ったら、蓋をして弱火にし、ときどき混ぜながらじゃがいもに火を通す。
3. グラタン皿に移し、あればナツメグを振る。
4. ピザ用チーズをたっぷりとのせる。トースターで焼き色がつくまで焼く。
ナツメグを加えると、香りがじゃがいもと牛乳をつなげてくれてとても美味しくなるのだそう。もしお手持ちがあればぜひ入れてみてください!
詳しくはコチラから!↓
みんな大好き、ポテトグラタン。味も見た目も大満足の「グラタン・ドフィノア」|キッチンにひと工夫 - ROOMIE(ルーミー)
家の味がやっぱりいちばん「うちの肉じゃが」
松本さんが「さて、今晩は何にしようか」と考えて、悩みたくないときによく頭に浮かぶ料理はふつうの「肉じゃが」だそうです。
「家庭によって具材も調味も、一度につくる量も、少しずつ違っていますよね。それぞれの『肉じゃが』がそのおうちを語るというと大袈裟でしょうか」と松本さん。
それでは、松本家の肉じゃがレシピを教えてもらいましょう!
松本家の肉じゃが<材料>
豚肩ロース肉の薄切り じゃがいも 玉ねぎ 油 出汁 酒 みりん 塩 白醤油各適量
<つくり方>
玉ねぎをさっと炒めて油をまとわせ、少なめの分量の水とすべての材料を厚手の鍋に入れて15分ほど煮て、あとは火を止めて味をふくませるだけ。
「肉じゃがは休ませているうちにじわじわとおいしくなってくれるので、朝のルーチンが終わったあとに煮ておくのですが、、お夕飯時にはほっくりおいしくなっています。帰宅して疲れた状態で急いで作ると、味つけが濃くなってしまうこともあるので、朝のうちに仕込んでおくと安心です」(松本さん)
温め直してもおいしくて、つくりおきにも便利。今日の夕飯は肉じゃがで決まりかな!
詳しくはコチラから!↓
うちの肉じゃがは煮込み時間15分。わが家の定番おかずの話 - ROOMIE(ルーミー)
ほっかほか濃厚な「白菜カルボナーラ」は絶品冬メニューだよ
洗い物が少ないのもうれしい!10分でつくれる「スープパスタ」
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