Photographed by 山科拓郎
冷たいアルコールやドリンクを飲み頃の温度に保つには、氷を入れるのがお手軽だし一般的。…ですが、氷が溶けるにつれて、味が薄まってしまうのは避けられません。
それに、ビール党の人たちからは、そもそも「氷を入れたくない!」という声も聞こえてきそうです。それなら、氷を使わず“底から冷やす”仕組みにしちゃえばいいのでは? という、ちょっと変化球な発想から生まれた、保冷グラスを使ってみるのがいいかもしれません。
冷凍庫で3〜4時間冷やしてから使用
machi-yaでプロジェクトを実施中の「The Chill Series」は、ステンレス製コースター(アイストレイ)をグラスの底にセットすることで、注いだドリンクを約1時間冷たくキープできるアイテム。
上に掲載した写真の左から、ウイスキータンブラー/ビアグラス/ワイングラスの3種を展開しています。
今回は、キンキンに冷やしたビールをビアグラスに注いで、温度変化を試してみました!
アイストレイとビアグラスは、分離できる構造です。どちらも、冷凍庫で3〜4時間冷やしてから使用します。
グラスの底には、円錐状のアイストレイがジャストフィット。ふたつを重ねても安定感があり、うっかり倒してしまう恐れはなさそうです。
アイストレイに取り付けられたリング状のゴムパーツも、滑り止めとして一役買っています。外して洗えるので、ドリンクをこぼしてしまっても清潔を保てるのがいいですね。
注ぐだけで泡とビールが理想のバランスに!
続いて、ビアグラスにビールを注いでみることに。容量は450mlとのことですが、500mlの缶ビールでちょうどグラスを満たせました。
特にテクニックを使わずとも、泡とビールのバランスが理想的な7:3になったのも嬉しいポイント。チューリップ型の構造によって、泡立ちがよくなる効果も期待できるそうです。
なお、330mlの缶ビールだと、くびれから一段上の張り出した部分まで満たせます。満量でなくとも、見栄えすることを考慮したデザインと言えそうですね!
約30分後の温度変化は?
さて、肝心の温度変化をチェックしてみましょう。気温25℃に保った室内で、ビールを注いだ直後の温度は6.9℃でした。果たして、冷たさをキープできるのか…?
約30分後の結果はこちらです! ビールは7.6℃になりましたが、しっかり飲み頃の温度をキープできていると言えるでしょう。
仕組み上、底部のほうが冷えるようになっていますが、これは理に叶っています。飲み進めていき、残り少なくなったビールを最後まで冷やせるってことですもんね。
薄造りのグラスなので、口当たりが非常に良く、ビールの香りや味わいをダイレクトに感じられたのも気に入ったポイント。今までは缶から直接飲んでいましたが、これは改めないといけないかも…。
薄くて繊細なので、取り扱いが心配かも…と思いましたが、内側にスポンジが貼られた付属のパッケージに入れておけば、保管や持ち運びがしやすそうです。
家飲みの喜びをグッとアップしてくれた「The Chill Series」は、自宅のベランダやキャンプ場などでも、大いに活躍させられそう。
冒頭で少し触れたワイングラスやウイスキータンブラーに加え、複数のアイストレイをセットできる収納ボックスや、グラスを2個乗せられるチルトレイも展開しています。詳細は、下記リンク先ページを要チェックです!
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