Kate Hull – BUSINESS INSIDER US[原文]訳:山口佳美
BUSINESS INSIDER JAPANより転載:
サウスカロライナ大学がん予防・管理プログラムの責任者ジェームズ・へバート博士は、食事がいかにして体内の慢性炎症を引き起こしたり軽減させたりするかを長年研究してきた。
へバート博士は、食事による体内の炎症の程度を表す指標「食事性炎症指数(DII)」の考案者でもある。
その研究は博士自身の食生活をも形作ってきた。炎症を抑えるために好んで飲んでいるものの1つがチャイだと、へバート博士はBusiness Insiderに語った。
「わたしは炎症についてよく知っています。それでこのマサラチャイを飲むようになりました。今では毎日欠かさず飲んでいます」
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へバート博士は自身が普段作っているナツメグやカルダモン、しょうが、シナモン、アニスといったスパイスたっぷりのチャイのレシピをBusiness Insiderに教えてくれた。「スパイスには抗炎症作用があります」と博士は話している。
スパイスにはフェノール類やフラボノイド類といった抗酸化物質が含まれているからだ。
へバート博士はこの飲み物のおかげで、炎症を抑えるイブプロフェンのような非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)を必要としなくなったと話している。博士は2011年以来、NSAIDsを使用していないという。
また、博士によると、カルダモンやシナモン、ナツメグといったスパイスは飲み物の味を実際よりも甘く感じさせるため、甘味料をあまり使わずに済むという。
糖分の多い食事は炎症を引き起こす可能性がある。ファストフードチェーンでも人気のチャイラテには、12オンス(約350ミリリットル)あたり30~50グラムの砂糖が入っていることもある。
一方、へバート博士のレシピははちみつで甘みをつけていて、自分の好みに合わせて量を調整できる。
博士のマサラチャイは風味豊かで作りやすく、スパイスのパンチが効いている。
作り方を紹介しよう。
材料:
紅茶 小さじ1 シナモン 小さじ1/2 カルダモン 小さじ1/4 ナツメグ 小さじ1/4 コリアンダー 小さじ1/8 ターメリック 小さじ1/2 黒胡椒 小さじ1/2 クローブ 小さじ1/4 おろししょうが 大さじ2~3 はちみつ 大さじ2~3 好みのミルク 250~500ミリリットル※スパイスはいずれもひいて粉末にしたものを使用。クローブのみホールでもOK。
へバート博士によると、ターメリックに含まれる抗炎症化合物クルクミンの吸収を良くするためにも黒胡椒は欠かせない。
アニス、赤唐辛子、白胡椒、バニラなど、風味を増したり、炎症を抑えると思われる他のスパイスを加えてもいいと、博士は話している。生のおろししょうがはドライジンジャーに替えてもいいけれど、へバート博士は生のしょうがを使った方が美味しいという。
作り方はシンプルだ。大きめの鍋に沸騰させたお湯1リットル、紅茶、全てのスパイス類、おろししょうがを入れる。ボール型の茶こしを2つ用意し、1つにおろししょうが、もう1つに他のスパイスと紅茶を入れて使ってもいい。もしくは、全ての材料をそのまま鍋に入れて、あとでこしてもいい。
5分(風味が強いのが好みなら、もう少し長くてもいい)待ったら、はちみつとミルクを加える。
あとはカップに注いで、楽しむだけだ。
このレシピだと約4杯分(1杯あたり約350ミリリットル)のチャイができる。余ったら冷蔵庫に入れて保存もできる。
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