Photographed by 田中宏和
焼肉は、外食するか、屋外でバーベキューするのかの2択。もう何年も、我が家の不文律になっていたそんな掟も、ついに破られるときが来たようです。
もうもうと立ち込める油煙によって、部屋中が油でテラテラになり、独特のニオイが染み付いてしまう自宅での焼き物は、美味しさと引き換えに面倒な掃除が付いてくるのが難点でした。
machi-yaに登場している「卓上レンジフード」は、この問題を緩和してくれる吸煙器なのです。
カラフルな3色展開
実は、以前にも同機種をお借りしてレビューしている私ですが、家族からは『黒しかないの？もうちょっと別の色ならいいのに』なんて言われていたのですよね。
というわけで、満を持して投入されたカラーバリエーションのうち、ブルーをお借りすることに。
照明の関係で白っぽく見えていますが、鮮やかさを少し抑えめにしたシックな色あいになっていて、とても好印象でしたよ。
安定の実力はさすが
仕様は全く同じで、カラーバリエーションが増えただけということなので、実際に使って納得させられた実力には変わりがないはず。
そこで今回は、あえてホットプレートの煙を抑える機能を制限してみました。「卓上レンジフード」の真の実力を発揮してもらうとしましょう。
結果は、こちら。やっぱりスゴい。
さすがに、鉄板から上がってくる油煙の全てを吸入してしまうとまでは言い切れませんが、大半が吸い込まれていたのは、間違いないところ。
ボディの色が可愛くなっても、実力は凄みを感じさせるレベルでしたね。
前回よりしっかり油分をキャッチしていた
食事が進むにしたがって油煙の量も増していき、それをグングン吸い込んでいった「卓上レンジフード」のアルミメッシュフィルターには、ハッキリと痕跡が残っていました。
裏面は、上のような状態。
アルミメッシュフィルターで冷却されることで、油煙に含まれていた気体状の油分が、フィルターにキャッチされ、堆積しているのが分かります。
アルミメッシュフィルターのさらに後ろ側に付けられている、ニオイ取り用のカーボンメッシュフィルターにも、ご覧のとおり。
これはもしや、前回はキレイなままだったオイルトレーに油が落ちているのではないかとチェックしてみたところ…。
今回もこちらはキレイなまま。
いやはや、このオイルトレーに油分が落ちるレベルまでガッツリ使うには、もはや業務用として導入するくらいしないとダメなんじゃないでしょうか。
多分、半日くらいずっと油煙を吸わせていれば、数滴くらいは確認できるのではないかと思われます。
さておき、今回の試用でもまた、床やテーブルの上が油でテラテラすることはなく、あとの掃除は全然ラクチン。
今回使ってみたのが冬ということもあり、窓を閉め切っていて換気扇も回さなかったので、ニオイはそれなりに残ってしまいましたが、それでも納得できる範囲内。少しでもニオイを抑えたい場合は、換気扇を併用して上手く空気の流れを作れば、より効果的でしょう。
フルパワーで使っていると、それなりにモーター音が気になるという問題もあるものの、換気扇だってフルパワーで回せば音が出るもの。不満点というほどではありませんね。
新たなカラーラインナップを加えた「卓上レンジフード」は、現在machi-yaでプロジェクトを絶賛公開中です。
お得なリターンには、各色とも限りがありますので、売り切れてしまう前に、お早めのチェックをお忘れなく！
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