Text and Photographed by 野口羊
BUSINESS INSIDER JAPANより転載:
オンラインミーティングをしたり、音楽や動画を楽しんだりということをしていると、家の中にいてもイヤホンを装着している時間は長くなる。
長時間つけっぱなしでもストレスなくいられるイヤホンを探す中で、最近「耳を塞がないイヤホン」がさまざまなメーカーから登場していることに気づいた。
耳とイヤホンの間に隙間を設けて周囲の音が聴こえるようにしたものや、イヤホン自体に穴があいているもの、骨伝導を使うことでそもそも耳を覆う必要がないものなど、種類もいろいろだ。
しかしながら、多くの製品に共通して「長くても8時間ぐらいしかバッテリーが持たない」という特徴があった。
外出中のみの使用でであれば十分であるように思えるが、家の中で長時間装着するとなると、これではしばしば充電の待ち時間が生じてしまうことになりそうだ。
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首掛けの「耳を塞がないイヤホン」が正解だった
NTT sonority nwm MBN001 税込10890円
そんな問題を解決してくれたのが、NTT sonorityが開発した「耳を塞がないイヤホン」のシリーズ、nwm(ヌーム)の中の、首掛け式のワイヤレスイヤホン「MBN001」だ。
耳に装着してみると、このように耳とイヤホンの間に隙間があく形になる。
このおかげで、周囲の音をしっかり取り込みながらも、イヤホンの音声はしっかり聞き取ることができるようになっているのだ。
実際、それなりに大きな音量で音楽を流したりしても、周囲の状況をしっかり把握することができる。
このおかげで、洗い物などの家事をしながらでも、快適に使い続けることができた。
またオンラインミーティングなどで会話をする際には、自分が発する声が自分で聞き取りやすいという利点もある。
このおかげで、直接対面で話しているのに近い、自然な状態で会話をすることができるのだ。
20時間の長時間再生が可能
nwmシリーズには完全ワイヤレスのモデルもあるのだが、こちらは再生時間が6時間と短い。
対してこちらの首掛けのモデルは20時間の再生が可能だ。
実際に使用してみると、本当に一日中使用していても、充電切れになる気配が全然ない。
就寝時に充電をしておけば、翌日は充電切れになる心配を全くせずに、朝から晩まで使うことができるのだ。
使う度にいちいち充電残量を気にしないで済むというだけで、こんなにもストレスが少なくなるのか……という驚きがあった。
装着感も悪くない
首掛け式なので、完全ワイヤレスのものよりも装着感は劣るのではないかと思っていた。
実際、屋外で使うことを考えると、移動のたびにコードが揺れて煩わしかったり、多少絡まったりしてしまうストレスはありそうだ。
しかしながら、家の中で使う分には、そうした点もあまり問題にならない。
家の中ではむしろ、完全ワイヤレスのようにポロッと落としてしまうような心配がなく、一時的に外しても首にかけておけるほうが快適かもしれない。
マルチポイント接続で快適
更にこのイヤホンは、Bluetoothでのマルチポイント接続に対応している。
2つの機器に同時に接続でき、シームレスに切り替えることができるのだ。
そのおかげで、例えばスマートフォンで音楽を聞いていても、再生を止めればすぐにPCでミーティングを開始したりといったことができる。
同時に音を再生することこそできないが、いちいちBlutooth接続を切って接続しなおして……という手間が必要ないだけで、かなり快適さが向上した。
外出中での使用が主であればまた別の選択肢が出てくるのかもしれないが、家の中で長時間つけっぱなしにすることを考えると、他にはないメリットを持った「正解」と言えるアイテムだと感じた。
耳を塞がないイヤホンの中では約1万円と価格もそれほど高くないので、本当に「つけっぱなし」にできるイヤホンを探している人には、ぜひとも試してみてほしいと思った。
NTT sonority nwm (ヌーム) オープンイヤー イヤホン 耳スピ 耳を塞がない ワイヤレス ネックバンド 型 nwm MBN001 / bluetooth 5.3 PSZ技術搭載 マルチポイント接続 空気伝導 外音取り込み 防水 IPX5 軽量 マイク付き 本体電池持続20時間 Type-C 2023年モデル ホワイトベージュ 12,100 Amazonで見る 12,100 楽天で見る !function(t,e){if(!t.getElementById(e)){var n=t.createElement("script");n.id=e,n.src="https://araklet.mediagene.co.jp/resource/araklet.js",t.body.appendChild(n)}}(document,"loadAraklet")