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見つけたらストックしておいて。世界三大スープの1つ、ボルシチに欠かせない奇跡の野菜|キッチンにひと工夫

2023/12/27 19:30 投稿

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料理家の松本日奈さんが、キッチンにまつわるあれこれをつづる連載「キッチンにひと工夫」。

今回は、ビーツを使ってつくる「ボルシチ」のレシピをご紹介します。

色鮮やかで美味しいボルシチのつくり方

赤紫色の丸い野菜「ビーツ」。レストランで食べたことはあっても、自分ではどうやって使えばいいかわからないという方、多いのではないでしょうか。

ビーツは、ポリフェノールや葉酸、カリウムやマグネシウム、鉄など多く含み、その栄養価の高さから「奇跡の野菜」と称されるほど。

今回ご紹介するのは、ビーツなしでは語れない「ボルシチ」のレシピです。

ボルシチ

ボルシチとは東ヨーロッパの伝統料理で、世界三大スープにも数えられています。

ビーツも品種によって、スープにすると鮮やかな赤になるものや、淡いピンクになるものなどいろいろ。

豚肉の旨みと、ビーツのほっくりした甘みが特徴の具だくさんスープを楽しんでください。

<材料>

・ビーツ…2個
・にんにく…1かけ
・玉ねぎ…1個
・トマト…1個
・豚肉…100g
・コンソメ(顆粒)…小さじ1
・塩…適量

<つくり方>

1. にんにくはみじん切り、ビーツは小さめの角切りにする。玉ねぎもビーツに大きさを揃え、トマトはざく切りにする。豚肉は細めにカットする。

2. 鍋にオリーブオイルとにんにくを入れて、香りが出るまであたためたら、玉ねぎ、豚肉を入れて炒める。ビーツを加えてさらに炒める。

3. トマトとコンソメを入れ、水(分量外)をひたひたに加えて15分ほど煮る。スープが赤く色づき、具材がやわらかくなったら、塩で味をととのえる。

<ポイント>

あればサワークリームやマスカルポーネチーズ、ヨーグルトをぽとっとのせて、味変して食べると美味しいですよ。

野菜は角切りでなくても、細切りなど別の切り方でもOKです。

かたくて火が通りにくい野菜ですが、今回のように小さく切ればゆでる時間も短くて済みますし、スープにすれば栄養素も逃がしません。

アルミホイルで包み、オーブンで40分ほどじっくり焼いて皮ごと食べるのも美味しいですし、薄くスライスしてサラダに加えるのもおすすめです。

ビーツは日持ちがするので、私はスーパーなどで見つけたら買ってストックするようにしています。目にする機会があったら、ぜひ買ってみてくださいね。

味つけは塩だけ。いつものポトフを少しよそいきの「ごちそうポトフ」にする方法

味付けはサバ缶とキムチだけ。スンドゥブチゲが簡単すぎて驚くよ〜

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