Photographed by Kanetsu、山科拓郎
アイデアメモや、イラスト制作などに役立つiPad。その際、Apple Pencilを使っている方は多いでしょう。
ただ、紙に書くのとは感触が異なっていて、若干の違和感を覚えること、ありませんか? もし、“アナログな書き味”が物足りないと感じているなら、machi-yaでプロジェクトを実施している「pencil tips pro」の出番です。
なんと、ペン先を取り替えるだけで、Apple Pencilの書き心地がシャープペンシル風に早変わり。実際に使ってみた感想、お届けします。
用途に応じて使い分けられる2種の芯に、嬉しいおまけも
こちらが、「pencil tips pro」のセット内容。ペン先本体に2種の替え芯とケース、おまけで静音性の高い「汎用マイクロチップ(芯)」が付属しています。
2種のうち、ブラックが細かい書き込みに適した「しっかりタイプ(2B )」、グレーはサラサラと流し書きしやすい「すらすらタイプ(HB)」。
前者はイラスト制作や漢字の筆記、後者は思いつくままメモをとるときなどに重宝しそうですね。
使用できる期間が伸びて、筆記安定性もアップ!
過去にmachi-yaでプロジェクトを実施した前身モデルの「pencil tips」と比べて、大幅にパワーアップしているのも見逃せません。芯を構成する素材(TPU)を大きくし、幅も太く改良。耐久性は2〜3倍になり、筆記の安定性も向上しています。
使用頻度にもよりますが、装着してから3〜6週間ほどは芯を交換する必要がないとのことで、かなり長持ちしそうです。
どちらの芯も18本付属しているので、1本で1ヶ月使えると考えると、3年は持つ計算になりますね。これは嬉しい!
ペン先は、純正パーツを取り外してから取り付けるだけと非常に簡単。一方、芯はかなり小さいので、セットする際は紛失しないように注意が必要です。
頑張れば素手でも取り付けられますが、ピンセットを用意しておくと作業しやすいかも?
アナログライクな書き心地を体感
さて、実際にApple Pencilに取り付け、iPadユーザーには定番のノートアプリ「GoodNotes」で書き心地をチェックしてみました。
はじめに試した「すらすらタイプ(HB)」は、摩擦や抵抗感を感じないシャープペンシルを思わせる書き心地!
衝撃を吸収するスプリングがペン先に内蔵されているおかげで、カツカツという筆記音がほぼしないのも嬉しいポイント。安定感のある書き味で、個人的にはインタビュー中のメモ取りに活用したいと思いました。
一方、「しっかりタイプ(2B )」は、ペン先を動かした際に適度な抵抗感があり、「とめ」や「はらい」など、文字の細かいニュアンスまで表現できる印象です。
よりアナログな書き味に近く、イラスト制作が趣味の家族はこちらを気に入っていました。どちらの芯もキャラクターが異なるので、用途に合わせて使い分けてみるのがオススメです。
なお、おまけの汎用マイクロチップも優秀で、書き味良好。先端に「マイクロ繊維」を採用することで、低摩擦&超静音を実現しています。オフィスや図書館、電車内など、筆記音が気になる場所で重宝するでしょう。
ホワイトとクリアの2色から、カラーを選べる「pencil tips pro」。
Apple Pencilに慣れ親しんだ書き心地を求めるなら、マストバイなアイテムと言えるでしょう。プロジェクト終了までは残りわずか。詳細は、下記リンク先ページを要チェックです。
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