Photographed by Haruki Matsumoto
みなさんはEDC(Everyday carry)ツールってご存知ですか? バッグなど身近に装着し、名前のとおり毎日持ち歩いてすぐ使えるマルチ工具のことなんですよ。
多機能ナイフなどが有名ですが、他にもカード型など多種多様な製品が存在します。今回はそんな中から腕時計ストラップに装着できる「EDCEST」を試してきました。
EDCツールの中でもかなり小さい部類でしたが、使ってみると意外と痒いところに手が届く便利ツールという評価になったのでそのレポートをお届けします!
手元にあるからサッと使える
こちらが「EDCEST」。金属のツール本体をシース(鞘)に収め、腕時計のストラップに装着して運用するというユニークなスタイル。
これまで筆者が見たのはキーホルダータイプが多かったので、手元に携帯するのは新鮮な感覚かも。
収納時は溝にパチッとはめます。思ったよりしっかり固定されていたので、そう簡単には落ちないと思います。
本体は2.3cm✕1.7cmと切手を一回り小さくしたくらいのサイズ感。本体は耐腐食性などにも優れるステンレス鋼材性で無骨な質感に味がありますね。
ストラップの厚みは最大4mmまでなら装着可能。幅は3種類用意されているので、気になった方は自分の時計バンドサイズをチェックしておきましょう。
痒いところに手が届く
「EDCEST」の利用中一番便利と感じたのは、やはりダンボールなどの開梱。
ハサミやカッターが行方が分からない、そもそも取り出すのが面倒なことってありますよね? そんなとき、手元からサッと取り出して欲しかったアイテムに一刻も早く対面できるのは便利でした。
テープカットもお手のもの。
「小さすぎて使いにくいかも?」と最初は思いましたが、肉抜き加工部分に指がしっかり掛かるので案外使いやすかったです。
筆者はカメラや三脚を使用する機会も多いので、クイックシュー装着にもよく活用していました。
またかなりニッチな機能ですが、峰側は1mm単位の凹凸があり最大12mmまで長さが計れます。
慣れると快適
シースの厚みが約1cmあるので、使い始めは違和感がありますね。ただ手首の動きを邪魔するほどではないので、しばらく使えば慣れるでしょう。
装着位置次第ですが、PC作業でも特に邪魔にはなりませんでした。
EDCツールは常時携帯こそが最大の魅力である一方、「EDCEST」は切る機能もあるので取り扱いにはご注意ください。
銃刀法に該当する製品ではないものの、使用目的が不明瞭なまま持ち歩くと指摘や指導を受ける可能性がある点にはご注意ください!
ダンボールやパッケージ開封もサッと行える腕時計装着タイプのマルチツール「EDCEST」は現在、クラウドファンディングサイトmachi-yaにてキャンペーンを実施中。
執筆時点ではツールとケースがセットになったコースが一般販売予定価格から20%OFFの11,900円(税・送料込み)にてオーダー可能でした。
便利なツールがお好きな方も含め、気になった方は下のリンクから詳細をチェックしてみてください!
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