Photographed by 飯田あゆみ、ParoTone
子どもの習い事として人気が高いピアノですが、大人になってからも続けている人は意外と少ないような? 楽器の習得には長い反復練習が必要だから、途中で挫折してしまうケースも多いのではないでしょうか。
でも、反復練習の期間を短縮し、“習得にかかる時間”が従来の5分の1にできるとしたら? 「ParoTone(パロトーン)」は、スマホにつないで、ゲーム感覚でマスターできる夢のような鍵盤楽器なのです。
不思議な鍵盤の配列
さて、上は「ParoTone」の鍵盤配列です。何かに似ていると思いませんか? そう、PCのキーボードです。
「ParoTone」では、右手人差し指のホームポジション(いつも置いておく場所)は「レ」。そして、人差し指は「レ」のほか、「ド、シ、ミ♭、ド#」の鍵盤を押さえます。
パソコンのタッチタイプを「ローマ字打ち」で習得した人は、右手人差し指のホームポジションは「J」で、そのほかに「H、Y、U、N、M」を押さえますよね。
実は、このキーの配列にはちゃんと意味がありまして、PCのキーボードも「ParoTone」の鍵盤も、よく使う音や文字が、3段あるうちの中央に、しかも人差し指で押さえられる位置に来るよう作られているのです。
よく考えてみれば、アルファベットがピアノの鍵盤のように横一列の並びだったら、ものすごく打ちづらそうでしょう?
PCのキーボード配列は、指を極端に大きく動かさずともタイピングできるようデザインされています。「ParoTone」もそれと同じ…ということは、PCのタッチタイピングができる人ならもスムーズに弾きこなせそうじゃないですか!?
レッスン初日の成果
さて、意気込んで始めたレッスン初日。「ParoTone」は、iOS16やiPadOS16に対応した専用アプリと連携して演奏します。
音ゲーのように、押さえる鍵盤をスマホの画面上で光って教えてくれる上に、正しい音を出すまで先に進まないで待っていてくれるので、初心者でも安心。これなら「マスターできそう!」と思ったものの、結果はそんなに甘くありません。初日のテストの成績は惨憺たるものでした。
あの、小学1年生で習う「きらきら星」が41点…。いやいや、これから。できないからこそ練習するんです。
レッスン3日目の成果
ご覧ください。超絶不器用なことで定評がある私でも、3日目には、ゆっくりとなら、両手で「きらきら星」を弾くことができました。
「ParoTone」は、なんといっても、左手の和音を指1本で押さえられるところがいいですね。メロディは簡単なので、あとは、左手と右手のタイミングを合わせることだけに集中すれば何とかなります。
3日目のテストの点数は、93点。これなら、「きらきら星」をマスターしたと言えるのではないでしょうか?
ここまで練習に要した時間は、1日30分ほどです。仮にこれがピアノだったら、きっと私は、いまだに左手の和音を押さえることができずに苦闘していたことでしょう。
うーん、「ParoTone」すごいです。なんだか、半月くらい練習すれば、名曲「戦場のメリークリスマス」くらい、弾けそうな気がしてきました。
「ParoTone」のアプリに内蔵されている楽曲プログラムは、アニメの名曲、メジャーなクラシック曲、最新のJ-POPの人気曲などなど120曲。これからもどんどん増える予定ですし、リクエストも受け付けているそうです。
それに、左手の和音も設定ひとつで、アルペジオ、バラード調、ジャズ調、テクノ調など、多彩なアレンジができて楽しいことこの上なし。楽器が弾けるって、本当に幸せな気持ちになれますね。
「ParoTone」は、machi-yaでクラウドファンディングを実施しています。「トライしてみたい!」という方は、以下リンク先ページでぜひ詳細をご確認ください。
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