※こちらは「かいサポ(お買いものサポーターチーム)」が編集・執筆した記事です。


Photographed by AikoShibata

皮革産地、兵庫県たつの市からお送りする、デッドストック革にスポットを当てるプロジェクト第3弾がmachi-yaに登場しました。

ハンドバッグ、トートバッグに次ぐ新たなアイテムは、ちょっとしたお買い物に便利な「本革マルチバッグ」。ここでは、開発ストーリーやデザインなど、アイテムのディテールをご紹介します。

皮革メーカーの元に残る革の在庫


スキンからレザーへの加工を担うタンナーは、メーカーや問屋の要望に応えるべく、何度も調整を重ねて革を作り上げています。厚みや色味に至るまで、全て1からの調整となるため、完成までにたくさんのサンプルレザーが生み出されます。しかしそれらは世に出ることはありません。

他にも、動物として活動していた頃の傷やシワのあるレザーも、品質は問題ないながらも製品化には至らず省かれてしまいます。こうした革が積もり積もって、タンナーのもとには大量のデッドストック革が残されていました。

そんなデッドストック革に目をつけたのがこのプロジェクト。日の目を浴びることのなかった革に新しい息吹を吹き込み、デッドストックの解消を目指しています。

デザインの参考はまさかのアレ


今回のプロジェクトでデッドストック革が変身を遂げたのは、「本革マルチバッグ」。これまで同様、衣料用のデッドストック革を活用し、軽くて柔らかな本革バッグに仕上げました。

ところでこのバッグのフォルム、どこかで見覚えありませんか?

それもそのはず、「本革マルチバッグ」はスーパーやコンビニでお馴染みの、レジ袋を参考にデザインされているんです。モチーフがまさかのアイテムということに驚く一方で、確かにレジ袋って出し入れも持ち運びもしやすく、機能面ではかなり優秀かも。そこに本革の高級感がプラスされ、良いとこ取りのバッグが出来上がりました。


本革でありながら重さ300g程度と超軽量で、こんな風に小さく折りたたむことも可能です。主役バッグとしても利用はもちろんですが、これなら旅行やお買い物のサブバッグとして持ち歩くにも負担になりません。

デッドストックならではのサプライズ




バッグのカラーは、ブラック、ブラウン、キャメル、レッドの選べる4つの定番色のほか、届いてからのお楽しみ!な、「カラー指定なし」プランもワクワクします。定番の4色にさらに上6色を加えた10色の中からランダムでお届けです。

デッドストック革の解消を目的としているため、バッグには傷やシワ、色むらなど、動物が生きていた証が残っている可能性もあります。それはもはや革の個性とも言えます。この世で1つだけの革のチャームポイントが、より一層バッグに愛着を感じさせてくれることでしょう。

まさにシンプルイズベストを体現したバッグですが、ここでは紹介しきれなかった細部の工夫がまだまだたくさん。プロジェクトページでたっぷり紹介されているので、下記のリンクからぜひご覧ください。

デッドストック革を愛着の湧くモノへ。革の質感と柔らかさを楽しむ、本革マルチバッグ 10,036 特別価格 18%OFF machi-yaで見る

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