9月が食べごろの「秋鮭」はどーれだ？ 焼いてみると、一目瞭然！美味しい食べ方も探ってみたよ

「鮭」と一口に言っても種類が多く、どれを選んだらよいか迷ってしまうときがありますよね。

1年を通して手に入りやすい鮭ですが、9〜11月ごろに出回る「秋鮭」は秋の味覚として楽しんでおきたい食材のひとつ。「秋味」とも呼ばれ、旬のおいしさがつまった鮭なんです。

今回は秋鮭の特徴やオススメのレシピをご紹介します！

秋鮭は、ど〜れだ？

一見同じような鮭が並んでいますが、3つの中でどれが「秋鮭」でしょうか？

（A）は身の色がいちばん薄く、（B）はスーパーでよく見かける鮭な気もします。（C）は赤みが強く身がしまっている印象です。でも、パッと見ただけではどれが秋鮭かわかりづらいかもしれませんね。

でも魚焼きグリルで焼いてみると……。

AからCで赤身の濃さが違うのがハッキリとわかります。

気になる結果は……（A）が正解！ 秋鮭です。ちなみに（B）は銀鮭、（C）は紅鮭でした。

身の色が（A）の秋鮭は一番色が薄く、（C）の紅鮭は一番色が濃くなりました。

そもそも秋鮭ってなんだろう？

秋鮭は産卵の時期である秋に北海道や東北地方の川に戻ってきた「白鮭」のこと。白鮭は紅鮭と比べて身の色が薄く、加熱すると紅鮭に比べて白っぽく仕上がるんです。

また、この時期にとれたばかりの秋鮭は「生鮭」として販売されており、塩漬けをしてないので好きな味付けで楽しむことができます。

脂が少なめでさっぱりとした味わいなので、焼き魚よりもバターやマヨネーズを使った料理との相性が抜群！ フライやホイル焼き、炒め物などの料理にオススメの食材ですよ。

身がふっくら！ 卵不使用のカンタン「鮭フライ」のレシピを紹介

秋鮭はフライにするとふっくらと仕上がりおいしく食べられます。タルタルソースとの相性もバッチリ。

小麦粉と水を合わせた「バッター液」を使用することで、卵なしで簡単につくれます。

＜材料＞

秋鮭（生）… 2切れ 塩 … ふたつまみ こしょう … 少々 小麦粉 … 大さじ2 水 … 大さじ２ オリーブオイル … 大さじ３ パン粉 … 20g（1/2カップ）

【タルタルソース】

マヨネーズ … 大さじ3 玉ねぎみじん切り … 1/8個分 パセリみじん切り … 少々

※上記の材料を混ぜておく

＜つくり方＞

1. キッチンペーパーで表面の水気を取り、鮭を3〜4等分にカットする。塩、こしょうで下味をつける。

2. 小麦粉に水を加え、よく混ぜる

3. 1の鮭を2のバッター液にくぐらせ、パン粉をつける。

4. フライパンに多めのオリーブオイルを敷き、中火で3〜4分ほど揚げ焼きにする。表裏を返しさらに3〜4分間、表面がキツネ色になるまで揚げる。タルタルソースを添えてできあがり。

この時季限定！ 秋鮭のおいしさを堪能しよう

秋鮭の水揚げのピークは9〜10月。今がいちばんおいしい時季です。

秋鮭を使った料理はいつもの食卓の一品としてだけでなく、行楽シーズンのお弁当のおかずとしても活躍しそう。

スーパーでお買い物をするときに、ぜひ「秋鮭」を探してみてくださいね！

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