料理家の松本日奈さんが、キッチンにまつわるあれこれをつづる連載「キッチンにひと工夫」。

今回は、家庭でつくれる「ヤンニョムチキン」をご紹介します。

ちょっと甘めのタレがあとを引く

おかずとしても、ビールのおつまみとしても、大人気の「ヤンニョムチキン」。

「ヤンニョム」とは、薬味やソース、調味料という意味を持つ韓国語。揚げたチキンにからめた甘辛い濃いめのソースがあとを引く、韓国の定番料理ですよね。

ヤンニョムチキン

冷めてもおいしいけれど、おうちでつくると揚げたてのアツアツが食べられる贅沢。

タレは他の肉料理や魚料理にも使えますので、覚えておくと重宝すると思います。

冷蔵庫で眠っている、使いきれないコチュジャンがあったら、ぜひ試してみてください。

<材料(2人分)>

・鶏もも肉…1枚
・片栗粉…大さじ1
・白いりごま…適量
[下味]
・おろししょうが…ひとかけ分
・酒…大さじ2
・塩、こしょう…各適量
[たれ]
・おろしにんにく…ひとかけ分
・コチュジャン…大さじ2
・ケチャップ…大さじ1
・柚子胡椒…小さじ1/3ほど(お好みで)

<つくり方>

1. 鶏もも肉は食べやすい大きさに切る。[下味]用の材料とともにボウルやビニール袋に入れ、揉み込んでおく。

2. [たれ]の材料を混ぜ合わせておく。

3. 下味をつけた鶏もも肉に片栗粉をまぶす。フライパンに1センチほどの油を入れて温め、からりときつね色になるまで揚げ焼きにする。

4. フライパンを一度きれいにして温め、たれと揚げた鶏もも肉を入れて混ぜながら、たれを全体にからめる。仕上げに白いりごまをかける。

<ポイント>

鶏肉を少し多めに用意して「下味冷凍」をしておくと便利。手順1の鶏肉を下味につけたところで冷凍庫にストックしておけば、食べたいときにいつでもささっとつくれます。

隠し味に柚子胡椒を加えて、大人の香味と爽やかな香りをプラスしてみたら、箸が止まらない美味しさになりました!

味をしっかりとつけているので、そのままはもちろん、レタスで巻いて食べるのもいいですよ。

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