※本記事は2022年8月29日に公開された記事の再掲載です。
Text and Photographed by 石上直美 冷奴、そうめん、うどんの薬味に欠かせない小ネギ。買ってからすぐに使わないと変色してしまった……というのは、あるあるですね。

冷凍小ネギを使っていますが、食感と香りが生鮮なネギには敵わない。小ネギをいつまでも新鮮に保つ良い方法はないだろうか? と探していたところ……

ありました!

野菜のプロ・JA全農広報部が、あらゆる野菜のおいしい食べ方を教えてくれる書籍『JA全農広報部さんにきいた 世界一おいしい野菜の食べ方』(KADOKAWA刊)で発見。

早速、この本に掲載されていた小ネギの鮮度を保つ裏技を実践しました。

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新鮮さキープの肝は、キッチンペーパー

今回は、「アサツキ」を使用。

本当に1週間、鮮度が保てるのか、1週間フレッシュ定点観測をしてみました。

アサツキは、細かく小口切りに。次に、水に濡らして絞ったキッチンペーパーをタッパーの底に敷きます。

キッチンペーパーは、水分が飛びにくいレーヨン混のものを使用。

アサツキは、キッチンペーパーを敷いた保存容器にふんわり入れます。このふんわりがポイント。

保存容器のサイズは、アサツキがなるべく重ならないように入れられるものをチョイスすると良さそうです。

そして、ネギの上にも水で濡らしたキッチンペーパーをのせます。

カウント用の付箋を貼って、野菜室に入れました。1週間、本当に新鮮なままか、実験スタート!

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いつまで経っても、新鮮そのもののアサツキさんに驚き

2日目。1日経ったぐらいでは、変化はありません。フレッシュ、フレッシュ。

ちなみに、保存容器を野菜室に戻す時、上から被せているキッチンペーパーは再度、水で濡らしました。

3日目も新鮮さキープ。冷奴の薬味にしました。

4日目。全く変わりなし。そうめんの薬味に使用。

5日目も新鮮なまま。「どうなっているだろう?」と思いながら、温麺の薬味として美味しくいただきました。

6日目。さすがに、変色しているのでは? と確認しましたが、全く変わらず。

7日目。見た目は全く変化なさそうですが……。

初めて少し変色したネギを発見! なぜだか、喜んでしまう筆者。

それほど、新鮮さが損なわれないので心底、驚きました。

結論。小ネギを買ったら、迷わずこの方法で保存!

1週間、筆者を楽しませてくれたアサツキは、カップうどんにどっさり入れてありがたく賞味しました。いつもより、何倍もおいしく感じる。

小ネギの保存法は、これが大正解! な気がします。

『JA全農広報部さんにきいた 世界一おいしい野菜の食べ方』(KADOKAWA刊)
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