Photographed by 山田洋路
ライフハッカー・ジャパンより転載。
現金を使うことがほとんどなくなった昨今、思い返せば財布の役割は、カードや駐車券などの保管場所に徹している気がします。とはいえお守りとしての現金も入っていることから、財布のサイズが小さいことは中身の生理整頓にとって不利に働いてきました。こうした、“コンパクト財布にとっての脛の傷”を取っ払うことに成功したのがmachi-yaでプロジェクトを展開する「TIDY2.0 puti(タイディ2.0 プティ)」です。
キャッシュレス時代にも財布の上質感は手放したくない…というときにもベストな選択肢となり得るプロダクトをお借りしてみることに。使ってみて初めて悟った「TIDY2.0 puti」の魅力をご紹介していきます。
ポケットにも薄く収まる
財布はいつも持ち歩くアイテムなだけに、できればスマホより小さくあってほしいと願うところ。「TIDY2.0 puti」はそんな要件を満たしています。
薄さについてもスマホ並み。ズボンの前ポケットに入れても、つっかえたり張ったりを感じないほど控えめなサイズには好感が持てます。ところで肝心なのは収納性だと思いますが、まさにその点が「TIDY2.0 puti」の卓越したポイントになります。
カードは仕分け収納
カード類に関しては、内側両側面を使ってバッチリ仕分け収納できる仕様に。3段構成のカードホルダーによく使うトップ3を収めておけば、直感的に抜き出せます。もう一方のカードホルダーは容量に融通の利くゴムバンド式になっていて、出番はほとんどないが持っておきたいカード類をごっそりまとめられます。
財布内側のカードホルダーは基本的にスキミング防止仕様。タッチ決済に使いたいカードだけは、財布表面に設けられたカードホルダーに入れておきます。
仕切りが動いてお札が浮き出る
財布の中央、仕切りのトップに設けられた小銭入れは浅底タイプ。L字ファスナーはパックリ開けられますが、こと小銭に関しては財布を完全にオープンしなくても取り出せる設計です。仕切りの素材がソフトなこともあり、小銭がとても取り出しやすいと感じました。
仕切りを挟むようにして収めるお札入れに関しても、一工夫がこらされていました。特にタイトな設計のコンパクト財布では、お札を取り出すときにつっかえてしまいがちなところ、「TIDY2.0 puti」では仕切りが手前に動く仕掛けに。ポップアップしたお札は難なく抜き出すことができます。
適所にモノが収納できる
仕切りの下半分もけっしてデッドスペースになりません。片側側面にはカギポケットが、もう片側にはレシートなんかの一時置き場がスマートに設けられていました。モノの定位置があらかじめ設けられている点こそが、整理整頓財布の醍醐味でしょう。片付けがうまくいく部屋になぞらえた設計はユニークです。
中身の取り出しをシミュレートしてみたところ、大きく開く、収納位置が覚えやすい、仕切りが可動式…といった特徴すべてが良い方向に働き、流れるような動作が可能なことがわかりました。
素材のプルアップレザーには育てる楽しみも
このように「TIDY2.0 puti」は、使い勝手において申し分ないコンパクト財布ですが、やはり最大の魅力は素材の上質感にあると言えます。いくらストレスなく使える機能的な財布でも、愛着の指触が動かなければ結局飽きて使わなくなります。その点「TIDY2.0 puti」は全面プルアップレザーを使用。オイルが浸み込みしっとりと手に吸い付くような素材は、エイジングがわかりやすく育てる楽しみまで提供してくれます。
カラーバリエーションに関しても9タイプと豊富なので、スマホに次いで仲良くしたいと思える財布にきっと出会えるはずです。このプチ財布についてさらに詳しく探求したいという方、ぜひ一度以下のWebページを訪れてみてください。
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