Photographed by KINGSBARREL
ライフハッカー[日本版]より転載。
ドイツのグルメといえば、ビールにソーセージ、ザワークラウト! 誰もが思い浮かべる、鉄板の組み合わせじゃないでしょうか?
けれど、ビール大国ドイツは近年、アメリカ/スコットランド/アイルランド/カナダ/日本といった五大ウイスキー生産国にひけをとらない、高品質でおいしいウイスキーを作る国でもあるのです。
machi-yaでのプロジェクト終了が迫る「オールド・サンドヒルウイスキー」もそのひとつ。ビール醸造所から始まった、エゲンシュタインウイスキー蒸溜所が手がけたウイスキーの特長、おさらいしていきましょう。
ビール醸造の技術を活かしたウイスキーづくり
まずは、酒造りの過程をざっくりと復習してみましょう。
日本酒もビールも焼酎もウイスキーも、穀物を発酵させてつくるお酒です。米を発酵させれば日本酒、麦とホップを合わせて発酵させればビール、芋や米や麦を発酵させて蒸溜すれば、焼酎になります。
ウイスキーは、麦やトウモロコシを発酵させ、2度蒸溜し、木製の樽に詰めて数年熟成させたお酒です。完成までに最も時間がかかり、複雑な芳香と味わいが楽しめるのがウイスキーなのです。
上の写真は、ウイスキーづくりの最初の行程、発酵の様子です。オーガニックにこだわるこちらの醸造所では、原料に用いる麦も当然、EU認定のオーガニック。
この麦にホーアー フレーミング自然公園の純度の高い天然水を合わせて、麦芽酵素による「糖化」を待ちます。小麦のでんぷんが、完全に糖に変わったところで、今度はウイスキー酵母を投入し「アルコール発酵」を促すのです。
ここまでの行程は、ビールでもウイスキーでもほぼ同じ。職人による徹底した温度と衛生管理が大切な場面と言えます。だから、ビール醸造で培われた技術が、ウイスキーにも生きるのですね。
エゲンシュタインウイスキー蒸溜所の蒸溜と熟成
ウイスキーが、蒸溜酒と言われるのは、その先に蒸留という「アルコールと香りなどの揮発成分だけを取り出す」工程があるから。
蒸溜でアルコール度数を高め、最後に木の樽に詰めて、熟成しながらそれぞれの木の香りと色をウイスキーに染みこませていくのです。
エゲンシュタイン蒸溜所では、以下に挙げた木樽で熟成したウイスキーを作っており、それぞれが、言葉では言い表せない個性的な味と香りを醸し出しています。
リターン品に「オンライン蒸留所ツアー」が追加されました
「エゲンシュタイン蒸溜所」が作る「オールド・サンドヒルウイスキー」シリーズは、2019年にBerlin International Spirits Competitionにてダブルゴールドを受賞し、世界的にもそのおいしさと品質が認められてきています。
しかし、日本ではジャーマンウイスキーの知名度は、まだあまり高くありません。
そこで「エゲンシュタイン蒸溜所」の所長であるティム自身が、Zoomを利用したライブ配信を実施。2023年5月27日(土)日本時間の19:00より、ウイスキーづくりの現場を紹介する運びとなりました(日本語通訳付き)。
「最高品質の原材料を厳選して使用し、細心の注意を払って製造するこだわりと思い入れが、おいしいウイスキーを生む」と語るティムの蒸溜所を、オンラインで見学してみませんか?
所要時間や参加費などの詳細は、こちらのページよりご確認ください。
ドイツ産のこだわりの銘酒「オールド・サンドヒルウイスキー」は、現在machi-yaでクラウドファンディングに挑戦中です。
今なら超早割で、ジャーマンオーク200mlを一般販売価格の3,000円OFFとなる6,900円(消費税・送料込み)から支援が可能となっています。
ウイスキーを飲みながら、ぜひ蒸留所ツアーにも参加してみてくださいね!
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