Photographed by 山科拓郎 ライフハッカー[日本版]より転載。

仕事中に集中力が途切れたと感じたら、無理せず小休止するのもひとつの手です。

そんなとき、気分転換を助けてくれるのがトイガジェット。インテリアを兼ねてデスク周りに並べておけば、むしろ仕事の効率アップにつながるかもしれません。

今回ご紹介するのは、テクノロジー大国イスラエルで企画・開発された金属製のコマ「LIMBO」。

金属製のスタイリッシュなルックス意外はごく普通のコマに見えますが、ひとたび回せば数時間にもわたってスピンし続けるというから驚きです…！

コマの限界を超えた持久力には、どんな秘密が隠されているのでしょうか。

本体は3種、ベースは3色をラインナップ

「LIMBO」本体は、アルミブラック（マット仕上げ）／アルミ（鏡面仕上げ）／チタンの3タイプをラインナップ。

専用ベースは、ブラック／ホワイト／トランスルーセントの3色が用意されています。

なお、ベースの直径は10cmほど。長時間の回転に適した摩擦があり、デスクの定位置でスピンして鑑賞するには必須のオプションです。

アナログなようで、コマ内部にはハイテクな機構が

ハイグレードな金属を削り出して作られたコマは、いつまでも眺めていたくなる曲線的フォルム。

下部には、回転時に動力のロスを抑えるベアリングボールを内蔵。上部はつまみやすい形状で、一般的なコマと同じ感覚で回せます。

ひと塊のように見えますが、金属部分はセパレートする設計。上部のパーツを反時計回りに回転させるだけで、簡単に分割可能です。

内部には、「LIMBO」の心臓部とも言える電子ジャイロや基盤、加速度計、電池などが組み込まれています。

これらがコマの回転を独自のアルゴリズム（PID制御アルゴリズム）でコントロールし、長時間のスピンを実現するといワケ。アナログなルックスに反して、中身はハイテクですね…！

なお、電子ジャイロは取り外してmicro USBケーブルで充電可能。

満充電までは1時間ほどで、内蔵LEDライトが緑に光れば充電完了です。

コマ回し名人になった気分！

ベースに向かってコマを回しながら放ってみると、すぐに電子ジャイロが回転を引き継いで安定。力強くスピンし、ベースを持ち上げても安定した回転をキープし続けました。

正直、回すときは「ミスったかも…」と思ったんですが、アルゴリズムの優秀さに驚かされます。

しかも、コマをベースから木製のテレビボードに移しても、勢いを落とさず回り続けました。これは、接地面の摩擦の大小に合わせ、モーターのパワーを自動調節する制御機構のおかげ。

果物に小さなサイコロ、クッションetc. 上の動画をご覧いただければ、どんな物の上でも回せる万能さが伝わるのではないでしょうか？

子どもと一緒に遊ぶ知育トイガジェットとしても優秀かも。いろいろなアイテムを用意して、「LIMBO」を回転させられる限界を探ってみたら盛り上がりそうですね。

その後も回転させ続けたところ、軽く3時間は衰え知らずでスピンし続けていた「LIMBO」。

個人的には、集中して記事を書く前にデスクで回しておいて、回転が止まるまでに完成させる…といった使い方も試してみたいと思いました。

machi-yaで実施中のプロジェクトでは、アルミ（鏡面仕上げ）の本体＋任意カラーのベースのセットが11,800円（消費税・送料込み）から支援可能な状況です。

数に限りはありますが、アルミブラックやチタン製などもまだ在庫がありました。気になる方は、下記リンク先ページから詳細を要チェックです。

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