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【15%OFF】食材を、美しく美味しく切る。「ワンズナイフ」

2023/03/07 19:00 投稿

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こちらは「かいサポ(お買いものサポーターチーム)」が編集・執筆した記事です。 

季節や気分に合わせた特集テーマごとに、モノ選びを楽しむキュレーターを招き、モノやつくり手への愛情をもって、彼らが厳選するプロダクトにまつわる“GOOD SHOPPING”体験を語っていただく「GOOD SHOPPING特集」。

今回の案内人は、台湾朝ごはんを都内カフェで週一で出店する国際薬膳師の有田千幸氏(以下、千幸さん)。

千幸さんのキッチンは、彼女が気持ちよく料理をできるアイテムで埋めつくされている。そんな中から、料理シーンをゆっくり楽しめるアイテムを3つご紹介いただいた。

「シンプルなのに、いろいろできる万能アイテムばかり。料理中のなにげない作業もしやすくて、毎日の台所仕事にしっくりなじむんです」

キッチン時間が、すてきになる。それって、毎日を楽しくするのに、結構大きな要素になる。

今回はそのうちの一つ、「ワンズナイフ」をご紹介いただいた。


一度使ったら、手放せなくなる。

計算された重心バランスとクセになる切れ味

食材を、美しく美味しく切る。

「ワンズナイフ」

刃の先端が平らで四角い形をしている、中華包丁。「料理がデキる人」が使うイメージがあるし、使いこなすの、難しそう。そんなふうに思いながら手に取ると、拍子抜けするほどの持ちやすさ。なんだ、この手に馴染む感じ。早速、料理がしたくなってきたぞ……。もしかしたら、キッチンに立ちたくなるのって、こんな些細なことはじまりなのかもしれない。そう思わせてくれるのが、この包丁です。

有田 千幸(ありた ちゆき)

「モノはずっと使い続けたいから、買い物は慎重派。毎日に寄り添ってくれるか、壊れたら修理してでも使いたいか、使わなくなっても誰かが価値を見出してくれるか。そんなことを考えて購入します」

国際薬膳師/ライター。外資系航空会社のCA時代に通った台湾での朝ごはんに惹かれ、現在は薬膳の知識を生かした台湾朝ごはんとヴィーガンスイーツのポップアップカフェを週一で開催する。

細かい作業じゃないですか、料理やりたいかやりたくないかって。

ワンズナイフ

「ワンズナイフ」は、「ワンズパン」同様、中国ご出身の料理家であるウー・ウェンさんがプロデュースする「Wu Wen’s ONE」シリーズの中華包丁。野菜、肉、魚。どんなものにも対応可能という、万能な1本だ。まずパッと見て特徴的なのが、刃の形。プロしか使いこなせなそう、と思いきや、この包丁を手に取ってみるとそんな心配はどこかへ。使っていて心地よい重心とバランスに設計されているので、いい具合に手の力を抜きながら、食材をリズム良くサクサク刻めるというワケ。

「まず手にもったときにしっくりきて、安定感があるんですよね。持ったときの、バランスがいい。重心がくる位置が計算されてて、使いやすい。少し力を加えるだけで、トントン切れるんです。仕込みの日は包丁を長時間使ったりしますが、それでも手が痛くなることもありません」

刃の面が広いのも特徴的。キャベツのようなかさのある野菜でも、安定してサクサク刻める。キッチンに響くトントン音も心地いいし、料理して気持ちがノってくる瞬間ってこういうところ。ああ、やっぱり包丁って大切かも。

「無意識にすっと手に取って、毎日使ってます。刃の面が広いから、切った野菜をそのままのせて、ボウルに移したり。このなんてことない作業を、取りこぼしなくスマートにできるってほんと大事。そういう細かい作業じゃないですか、料理やりたいかやりたくないかって」

「先端が尖ってないから、娘がキッチンに来たときもなんか安心感がありますよね。尖ってると『危ないよー!!!』って、つい気になっちゃうから」

何か、料理が上手な人に見えるかも?

包丁といえば、「切る」。だけれどこの中華包丁はそれにとどまらない。千幸さんが先述したように「すくう」こともお手のものだし、「たたく」「つぶす」、なんでもござれ。芯材に採用したコバルト合金鋼が、硬さ・耐摩耗性・切れ味を実現し、調理中のあらゆる作業に対応する。

「切れ味がいい包丁ってたくさんあると思いますが、これは格別。かぼちゃだって、スパンスパンいっちゃいます。私は今の季節、かぼちゃでヴィーガンケーキを作ることが多くて。このかぼちゃ、『恋するマロン』っていう品種でほんとに甘いんですよね。ケーキに使うので、すごく細かく切るんですけど、この包丁ならストレスなく切り刻んでいけちゃいます。というか、むしろ切れ味がよすぎて楽しい〜」

あご部分の刃は少し幅が狭まっていて、これがまた絶妙に使いやすい。アボカドの種や、ジャガイモの芽を取り除く際に重宝する。

「大ぶりだけど、ちゃんと小回りも利くんですね。野菜のちょっとしたヘタみたいなものをとったり。皮むきのような細かい作業もしやすいし。これがあれば、野菜を自在に切れるといってもいいかもしれない」

「そして絶妙な力加減で切れるから、きれいに切れるんです。野菜がキレイだと、料理の仕上がりがきれい。さあ食べよう!となったとき、すでに目で見て美味しいんですよね。何か料理が上手な人に見えるっていう(笑)。それが何より、使っていて楽しくて。私、千切りとか大好きなんですよね。つい、無心になっちゃう。この包丁ならずっと使っていられる」

ウー・ウェンさんの生み出すものだから納得です

千幸さんがふだん使う包丁は、4本。果物用の小さいナイフ、パン用ナイフ、母から譲り受けたナイフ、そしてこの「ワンズナイフ」。料理を生業にしている割に、4本で事足りる?と思いきや、「これで十分」との答え。「モノは極力少なく持ちたい」という彼女は、引越しをきっかけにオールインワンでこなせる包丁を探していた。そして出合ったのが、医食同源が根付いた中国の家庭料理を伝える料理家のウー・ウェンさんプロデュースのものだった。

「彼女の料理には、料理をする上で知りたかった些細なポイントやワザが散りばめられていて。それってシンプルだけれど、とても意味があること。だからすごいなって思って見ていて。そんな彼女の視点が入ったアイテムだから、きっと使いやすいに違いないと思いました。包丁って、生涯に何本も買わないじゃないですか。今使ってる別の包丁は母が昔使っていたものを譲り受けたんですけど、そういうふうに受け継いでいくものだし、だからこそ長く生活に寄り添うものがいいなと思って。これを買って、ほんとよかったです。『ワンズナイフ』があるから、もう、ほかの包丁の必要性は感じていないですね」

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Photo:中里虎鉄
Text:松崎愛香

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