Photographed by 山田洋路
ライフハッカー[日本版]より転載。
長財布はかさばって扱いづらい、そんな先入観をお持ちかもしれません。でも、数々の優良コンパクト財布を世に出してきたレザーブランド・moku(もく)の手にかかれば、長財布すらこんなに小さく収まります。
クラウドファンディングサイトmachi-yaでプロジェクト展開中の長財布「Uno(ウーノ)」は、1万円札を折らずに入れられる最小サイズを実現。
取り出しやすさにもこだわったコンパクト長財布には、驚きの工夫がたくさん盛り込まれています。「Uno」をお借りして魅力をチェックしてみることにしました。
長財布のイメージを覆すコンパクトさ
「Uno」は、約780万円の支援額を集めたコンパクト財布、「ICHI」と同じく一枚革構造です。これが、スッキリしたデザインと構造の安定感につながっています。
ご覧のとおりとても薄いです。持ち手にちょっと力を入れるとしなってしまうほどなのですが、お札やカードを入れると安定するのでご安心を。中身とセットで長財布のフォルムを保つ設計、相変わらずクレバーです。
サイズは筆者のiPhone 13 Proよりひと回り大きい程度。iPhone MAXシリーズと同等とのことで、スマホと同じような感覚で扱えます。
手にスッポリと収まり、バッグやボトムスのポケットに入れてもかさばらないのはストレスなく扱えて良いです。
素材のプエブロレザーがいい表情。触ると和紙のようなサラサラ感があり、ソフトなのでしっとりと手に吸い付きます。
長さを活かしたスマートな構造
長財布が2つ折り財布に比べて分があるのは、お札やカードがしっかりと入れられることです。1万円札はもちろん折らずに入れられますし、カードホルダーも7カ所と豊富です。
「Uno」の長編は1万円札の横幅+3mmとなっていて、この最小サイズを実現するにあたって、端を縫製する替わりに折り込んでホックで留める方法を採用しています。
お札入れは、上半分がオープンな構造で非常に出し入れしやすいです。ベース部分でお札をホールドするので、中身がハラハラと落ちてしまうようなこともありません。
切れ込みに角度が設けられたカードホルダーは、取り出しやすさが大きな魅力。会員カードなど薄いものなら2枚重ねで入れられて、カードをたくさん持ち歩く方にも満足いくんじゃないでしょうか。
各カードホルダーの間隔が広いので視認性高くカードが並べられるのもポイント。カードをぎちぎちに詰め込まざるを得ない二つ折り財布にないメリットといえます。
小銭入れには最大25枚収納可能
小銭入れは側面に備わっているので、財布を開かなくても使えます。こちらも一般的なコンパクト財布に比べて深さにゆとりがあり、500円玉も難なく収まりました。長さがあるぶん入り口が大きく広がり取り出しやすいです。
実際の使い心地も極めて優秀。これを体験すると、二つ折り財布って利便性を多少犠牲にして、コンパクトさを実現していたのかも…と気付いてしまいます。
断然使いやすいのにこれほどコンパクトとあれば、長財布派に鞍替えするのも悪くないアイデアです。
小さくて薄い長財布「Uno」は、現在machi-yaで支援を受け付けています。執筆時点では先行販売割、一般発売予定価格の10%OFFの17,820円(消費税・送料込み)からオーダー可能な状況です。
素材は今回お借りしたプエブロのほか、型押しによる均一な模様と上質な風合いが特長的なノブレッサカーフのタイプも用意されています。
カラーは全6色。以下のWebページにではそれぞれの色味など、「Uno」の魅力がたっぷり紹介されているので、一度ご覧いただければと思います。
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