今日のごはん何にする?簡単おいしい「みんなのレシピ」を集めたよ!

撮影:廣江雅美

適度に脂がのっていて、食べごたえがある鶏もも肉。不器用で揚げ物が苦手な筆者の場合、カリッと焼いてチキンステーキにすることが多かったのですが、毎回というわけにもいかず……。

そんなときに出会ったのが、「簡単&時短&高コスパ」の鶏肉料理の達人・シゲパピさん考案の「タンドリーチキン」。使う調味料は3つだけ、最高に作りやすくてガツンとおいしい! しっとり柔らかで、お弁当にもぴったりですよ。

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「鶏もも肉」は脂の下処理でよりおいしく!

赤い点線部分の脂をカット。臭みが和らぎ食感もよくなるそう(筆者撮影)。

著書『シゲパピのすご旨チキンレシピ』(宝島社)では、もも肉、むね肉、手羽元・中・先、砂肝……など、鶏肉の下ごしらえからキッチリ指南してくれるシゲパピさん。鶏もも肉は、余分な脂を取り除くことがポイントだそう。

(中略)黄色っぽい脂や血のかたまり、身からはみ出た筋をカットすると、臭みや脂っこさが和らぎ、食感もよくなります。

(『シゲパピのすご旨チキンレシピ』6ページより引用)

「黄色い脂を取るといい」という認識はあったものの、毎度「どこまで取るべきか」とモヤモヤしていた私。

シゲパピさんの解説を参考に、上の写真の赤い点線部分の脂をカットするようにしたところ、スムーズに処理ができました。

「調味料はたった3つ! タンドリーチキン」のつくり方

(本書47ページより)

<材料(2人分)>

鶏もも肉…1枚(300g) サラダ油…小さじ2

【A】

塩麹(生タイプ)、ケチャップ…各大さじ1 カレー粉…小さじ2

<つくり方>
1. 鶏肉は、フォークを両面数カ所に刺して穴を開け、縦半分にしてそぎ切りにする。

2. ポリ袋に1の鶏肉とAを入れてよく揉み、20分ほどおく。

3. フライパンにサラダ油を入れて中火にし、漬け込んでおいた鶏肉を並べて焼く。なるべく動かさずに4分ほど焼きつけ、しっかりと焼き色がついたら裏返し、裏面も同様にしっかりと焼き色をつける。

(『シゲパピのすご旨チキンレシピ』47ページより引用)

ご覧ください、このシンプルな材料と行程を。漬け置き時間を別にすれば、調理時間は10分ほど。鶏肉をいじらないようにして焼き目をつけると、カレー粉と鶏の脂の相乗効果なのか、なんともいえない香ばしさです。

シゲパピさんの調理写真のように、そぎ切りの段階で大きさを揃えておくと、見た目もきれいで焼き目もつけやすくなります。

何よりも、「塩麹+ケチャップ+カレー粉」のタレが秀逸! 塩麹のおかげで鶏肉がふわっとジューシーになるし、材料3つとは思えない深みのある味わいなんです。

カレー粉はエスビー食品の赤缶を愛用していますが、相性ぴったりでした。ぜひ試してみてくださいね。

シゲパピのすご旨チキンレシピ

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