<マンガ「週末のふたり」>
仕事が忙しすぎる……。そんなときタンブラーの中に見つけたのは? タイプの違う二人の同居物語。
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※本記事は2021年12月23日の記事を再編集して掲載しています。
料理家の松本日奈さんが、キッチンにまつわるあれこれをつづる連載「キッチンにひと工夫」。
今回は番外編として、おせちづくりのハードルを下げるアイデアをご紹介します。
おせち料理は、自分なりの定番だけでもじゅうぶん
2段3段のお重にぎっしり詰めなければいけない……。
そう思うと、おせちづくりはかなりハードルが高いものになってしまいます。でも私は、おせち料理はふたつみっつ、自分なりの定番があればいいと思っています。
私が毎年作るのは伊達巻き、田づくり(ごまめ)、鯛の昆布締めなど。お雑煮もいいですよね。
伊達巻きは、白身魚のすり身の代わりにはんぺんを使うと簡単です。
卵液と一緒にフードプロセッサーでなめらかにし、天板に流してオーブンで焼き色をつけたら、一年にこの時季だけ使う“鬼巻きす(鬼すだれ)”で、きゅっと巻いて仕上げます。
わが家の田づくりは、くるみ入り。いりこを煎って、じゃっとお醤油をからめると、なんとも香ばしい香りが立ちのぼります。
昆布に挟んでひと晩置いた鯛の昆布締めは、銘々に盛ってわさびを添えて。
お雑煮は、地域やそれぞれのご家庭の味があって、おもしろいですね。わが家は、鶏肉でとった出汁に、紅白のかまぼこ、おもち、三つ葉、そしてゆずの皮をあしらいます。
ワンプレートにするのもおすすめ
お重でなくとも、漆器や平皿に盛りつければ立派なお正月の食卓が演出できます。ワンプレートもおすすめ。梅や千両があると、季節感と華やかさを添えられます。
いろんなことを同時進行しなければいけないお正月の準備。定番の料理づくりや自分の好きな作業から始めると、スムーズにまわるように思います。
クリスマスに大掃除、お正月の支度と、12月はほんとうに忙しいですね。無事に乗り切って、よいお正月を迎えましょう。
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