食器を選ぶとき、どんな観点で選んでますか?
お料理がおいしく見えるもの、好みのデザインやメーカーのもの、機能的なものなど、食器に求める価値観も人それぞれですよね。
「Tableware as Sensorial Stimuli」は、JINHYUN JEONさんがデザインした、五感を刺激する食器。
日常的に行われる「食べる」という行為の中、食べ物を口に運ぶための道具であるスプーンやフォークにどんなことができるのかに挑戦したデザインなのだそう。
温度、色、感触・質感、容積・重量、形にこだわることにより五感を刺激して、食べ物がよりおいしくなり、さらに通常とは異なる感覚を生じさせる「共感覚( (Synesthesia)」を生みだすのだとか。
「食べること」を邪魔しない、つるんとした形のスプーンやフォークではなく、あえて変わった形や感触を口に入れることで、甘いものはより甘く、すっぱいものはよりすっぱく感じることができるのならば、ちょっと試してみたいですよね。
こちらは、製品化はされていませんが、ササッとご飯を済ましてしまう生活で、鈍くなってしまっているかもしれない、人間が本来持つ「感覚」を呼び覚ましてくれそうなアイディアですね!
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