ライフハッカー[日本版]より転載
Emily Long – Lifehacker US[原文] 訳:的野裕子
Image via Getty Images
真夏に、クーラーボックスのビールが生温かったり、食べ物が腐っていたりすることほど、残念なことはありません。
真夏の暑さの中で、食べ物や飲み物をキンキンに冷やしておくのは至難の業に思えるかもしれませんが、頭を使えば可能です。今回はクーラーボックスをしっかりと冷やす方法をお教えしましょう。
クーラーボックスをあらかじめ冷やす方法
室温の冷蔵庫では、物は冷えないと思うでしょう。物置や押入れから引っ張り出してきたばかりのクーラーボックスも同じです。
クーラーボックスを使う前の晩(もしくは少なくとも数時間前)から、クーラーボックスに氷を詰めて冷やしておきましょう。
クーラーボックスを冷やす方法をもっと知りたい人は、以下の動画をチェックしてください。
ブロックアイスを使う
ブロックアイスは、小さなキューブアイスよりも溶けるのが遅く、より長時間冷たい状態を保つことができます。
地元のスーパーなどでは見つけられないかもしれませんが、前もって自分でつくることもできます。製氷トレイやオーブンで使う焼き型などに水を入れて凍らせるだけです。
ブロックアイスを特大のジップロックやビニール袋に入れて、クーラーボックスに入れます。こうすることで、氷が溶けて周りの食べ物などが濡れるのを、少なくとも遅らせることができます。
また、アイスブロックの上にダンボールを敷いて、さらに断熱性を高めてから、その上や周囲に食べ物を置きましょう。
最初にすべて凍らせる(少なくとも冷やす)
凍らせられるものはすべて凍らせ、残りは冷やしておくことで、最初から冷たい状態をつくることができます。これは、数日間使う予定がない物には特に効果的な方法です。
凍らせた食べ物はアイスパック代わりになり、クーラーボックスの中でゆっくりと溶けるので、必要な時にちょうど食べられる状態になります。子ども用のジュースや水のペットボトル、炭酸の入ってない飲み物も同様です。
他のタイプの飲み物は、冷たい状態で飲みたい場合は、クーラーボックスに入れる前にしっかりと冷やしておきましょう。
食べ物と飲み物を分ける
クーラーボックスが2つある場合は、食べ物用と飲み物用に分けましょう。クーラーボックスに物を詰め込み過ぎると、その分氷が入れられなかったり、物を重ねて入れなければならなくなります。
それに、冷たい飲み物は、頻繁に開け閉めして取り出す可能性があるので、食べ物は別のクーラーボックスに入れておいた方が、温かい空気に長時間さらされずに済みます。
賢く重ねる
クーラーボックスに適当に物を詰め、最後に上から氷を入れるのは、非効率的な冷やし方なだけでなく、取り出したい物を探すのも大変になります。
前もって計画することで、この問題を軽減することができます。最後に必要になりそうなものをクーラーボックスの底に入れ、氷と食べ物(クーラーボックスが1つの場合は食べ物と飲み物と氷)を交互に入れていきます。
キャンプ飯ブログ「Fresh Off the Grid」のMichael van Vlietが、「Mel Magazine」で賢い重ね方を紹介していました。
クーラーボックスの底にブロックアイスを入れる。 次に、最後に食べそうな物を入れる。飲み物もある場合(同じ、もしくは別のクーラーボックスに)、飲み物の缶は横にして、ラベルを上にした状態できっちりと詰める。 クラッシュアイスかキューブアイスの層を4〜5cmつくる。 あとは繰り返し。これで、上の層の食べ物から順に食べていくことになるので、必要な物を探し回る必要がありません。Van Vlietは、クーラーボックスの底まで探さなくて済むように、各層に様々な飲み物の種類を混ぜておくこともすすめています。
クーラーボックスは閉めておく
これは、中の物を冷やしておくのに欠かせません。温かい空気がクーラーボックスの中に入ると、それだけすぐに氷が溶け、食べ物や飲み物が温かくなります。
クーラーボックスを空ける回数は極力減らしましょう。例えば、夕食の準備に必要な物は一度で全部取り出して、すぐにクーラーボックスを閉めるといったことです。
当然、クーラーボックスは一番涼しい、できれば日陰の場所に置きましょう。運転中はトランクの中ではなく後部座席に置き、日当たりを避けるために、必要に応じてキャンプ場内で車を移動させます。
Source:Fresh Off the Grid, Mel Magazine
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