天気は残念ながら雨。山頂からの景色は、靄のおかげで清々しいくらいに真っ白!
山の雨景色もそれはそれでよかったのですが、準備段階で悩んだのが雨対策。
これまで使っていた安めのレインウェアでも、きっと雨風はガードしてくれました。でも、蒸れるし、動きづらいのがストレスで……。
そのうえこの時期は体を動かす中でかなり暑くなるだろうと思っていたので、今回レインウェアを買うにあたって“動きやすさ・透湿性の高さ”は外せないポイントだったんです。
モンベルのレインジャケット
モンベル 「ストームクルーザー ジャケット」 22,880円(税込)近所のモンベルに足を運び、店員さんにも相談に乗ってもらって選んだのが「ストームクルーザージャケット」。
他にも何種類かのレインウェアを試着しましたが、見た目や機能性の高さに惹かれてこちらを購入しました。
サイズ的にはSサイズがぴったりだったから、それでいいのだろうと思ったところ……
「中にこの中間着を着て、ジャケットを着てみてください」
店員さんの言われる通りにしてみると、Sサイズではかなり窮屈な着心地になってしまったんですよね。
そうしてワンサイズ上のMサイズを購入したのですが、結果的に大正解でした。
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圧倒的な防水透湿性
このウェアの特徴のひとつとして、高い防水透湿性が挙げられます。
袖の部分にあるロゴでお分かりの方も多いかと思いますが、その性質はGORE-TEXによるもの。
ただ、単純にGORE-TEXが使われているだけではなく、「GORE® C-ニット™バッカーテクノロジー」というテクノロジーが採用されていることで、防水・透湿性・耐久性はそのままにしなやかな着心地を実現しているところがミソです。
立ったりしゃがんだり、段差を上り降りしたり。あとは肩を回したりなんかしても、動きづらさは一切ナシ。
どうやらジャケットの裁縫箇所を極限まで減らすことで、防水性・軽量性・耐久性・動きやすさが向上したとのことです。徹底的に高い機能を追求する姿勢、恐るべし!
この日はインナーの上に、薄手のジャケット(行動着)、さらにその上に「ストームクルーザージャケット」を着ていましたが、窮屈さや蒸れの不快感を感じることはありませんでした。
蒸れないだけでここまで不快感を感じないのか〜!と思えたことも、ある意味このジャケットを着てみてわかった発見で。「高い防水透湿性」って言葉だけ言われてもあまりピンと来なかったけど、実際着てみてその快適さに驚いちゃいました。
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20,020
雨風を防ぐ工夫も盛りだくさん
素材やカットパターンによる機能面の高さはもちろんですが、雨風の侵入を防ぐ工夫もたくさん。
たとえば、腰周りのドローコードや腕のベルクロ。これらをキュッと絞るだけで、物理的に雨風をシャットアウトしてくれます。
ドローコードはフード周りにもついているため頭に密着させることも可能ですが、使わないときは襟裏のループとベルクロでまとめられるところも魅力的。
フードってあると嬉しいけど、使わないときにバタバタするのはストレスですもんね。
軽量でパッカブル
見た目がかっこいいのでついついずっと着ていたくなりますが、収納するときは付属の袋を使いましょう。
折りたたんで、ぐるぐる巻きにして、
この通り、かなりコンパクトになります。サイズイメージは、コンパクトな折りたたみ傘2本分くらい……といったところでしょうか。
荷物が一杯詰まったバッグの中でもグッと押し込めばスキマを縫って入り込んでくれるし、何より重量は約254gと軽量のため持ち運びのストレスもなく。それでいて生地には適度な厚さがあるから、頼れる1枚なんですよ。
ただ、もし荷物をできるだけ軽くしたいのであれば、もっと軽量なレインウェアもモンベルでは販売されていたので、自分のスタイルに合わせて考えてみてくださいね。
梅雨をもっと楽しめそう
今回の登山では大雨が降ることはなかったので、撥水性のあるハーフパンツ(下にタイツも履きました)+ストームクルーザージャケットで十分雨を凌ぐことができました。
一応、このタイミングでレインパンツも新調したんですけどね。大雨ではなかったし、登っていたらかなり暑くなったので、またの機会に使ってみようかな〜と。
これからますます湿度が気になる季節へと突入しますが、このジャケットがあれば梅雨をもっと楽しめそうです!
ストームクルーザージャケット[mont-bell]
※本記事は2021年5月29日の記事を再編集して掲載しています。
Text and Photographed by 門岡 明弥
ワークマンの3000円以下で買えるレインコートなら傘いらないかも!?
晴れた日はモンベルの靴下と相性がいいサンダルを履きたいな~
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