そんなことを教えてくれたのは、自転車を買ってこのかた、服も、料理も、街めぐりも、なにもかもがいっそう拡充しはじめた、そんな彼女の日常でした。
名前(職業):神原 見萩さん (バリスタ)年齢:27歳
愛車:tokyobike
価格:およそ10万円
自転車歴:1年1か月くらい
tokyobikeのかわいい街乗り
蔵前のカフェを掛け持ちするバリスタの神原さんの愛車は、tokyobikeの「BISOU(ビズ)」。足を前からも回して乗れるフレームやワイドなハンドルが、“ママチャリ ライク”で親しみやすい雰囲気だな〜。
かねてからインスタグラムでちょこちょこ見かけて気になっていたというtokyobike。試乗しに行ったその日、即決だったとか。
ロードバイクとも迷っていたのですが、乗ろうとしたら転んでしまって(笑)。いちばん乗りやすかったこのモデルに決めました。
そもそも自転車を探しはじめたのは、コロナが流行りだした頃。
電車に乗ることに少し抵抗をおぼえるようになって、また2021年2月からカフェを掛け持ちして働くようになったこともきっかけ。
おもには通勤手段、でも、しかるべくオフの行動範囲もぐんぐん広がっているみたい。
以前は移動が面倒で、休日に出かけることも少なかったのですが、そのハードルが低くなりました。
いっしょに取材へ来てくれた夫の陽之介さん
じつは夫の陽之介さんも、ちょうど同じ時期に自転車を購入。休みの日の朝はふたりして自転車で出かけ、朝ごはんを食べにちょっと足を伸ばすことも増えたんだって!
ドリンクホルダーは、ハンドル横が大正解!
シンプルに見えて、じつはさりげなくカスタムされている彼女の愛車。
買い物にも使おうと考えて、前カゴをプラス。その脇についているレトロなライトも、神原さんのお気に入りです。
このライト、もともと前面のど真ん中につける仕様。だから本来は、前カゴをつけてしまうとつけられないんです。
でも、すごく気に入っていたのでどうしても諦められなくて……。最終的にはショップスタッフさんが特別なパーツを取りつけて、いまの位置につけてくれたんです。
泥除けやドリンクホルダーもあとづけしたもの。細かくカスタムしていても、不思議とごちゃついた感じがしないのは、きっと素材とカラーリングをメタルで統一したからだろうね! 「洋服の邪魔をしないように気をつけました」と彼女も言います。
ちなみにこの手のメタルフレームのドリンクホルダー、サドル下のフレームにつけているのが一般的です。でもハンドル横につけたのには、バリスタならではの理由がありました。
この位置にホルダーがあれば、テイクアウトしたコーヒーカップを入れられるんです。
サイクリング中はコーヒーをテイクアウトしにくい問題も、これで解決ってわけだ!
洋服の選択肢だって広がる!?
服好きの神原さんですが、自転車に乗るときって、どうしても服装は制限されてしまうもの。たっぷりとしたコートやスカート、ワイドなパンツは巻き込みの原因になって危険です。
そうした服装の制限は、ともすれば自転車に乗らない理由にもなりえますが、どっこい、彼女は週に6日、たとえ雨や雪が降っても自転車に乗るそう。
自転車に乗るようになって、短めのコートを一気に買い込みました。日焼け対策には、スカーフをするようになったりもして。
自転車や気候に合わせて、調整しやすい洋服を自然と選ぶようになって、むしろ着るもののバリエーションは広がったかもしれません!
また、1週間分の料理の献立を事前に考えておいて、一度に2、3軒(多いときは5軒!)のスーパーをまわって食材を買い込むようになったのも、自転車に乗りはじめてからのこと。
野菜の質がいいスーパー、肉が安いスーパーなど、探してまわるのが楽しくて。趣味のお菓子作りも、とくに材料を売っている店が限られてくるので、自転車があると便利です。
それもこれも、自転車に乗るようになったことがしかるべく。
“衣”も“食”も、もともと好きだったあれこれが、急加速的に拡充しはじめたんだね!
Photographed by Masahiro Kosaka
Special thanks:WESTSIDE COFFEE
あわせて読みたい:
遠くのアウトドアも楽しいけれど、最近はTOKYOBIKEに乗って身近な東京探索にもハマっています|みんなの自転車 - ROOMIE(ルーミー)
洋服とのカラーリングもいっしょに楽しむ。ヘアスタイリストが乗りこなす、赤とミント色のコントラストが映える1台|みんなの自転車 - ROOMIE(ルーミー)
-
あの「レモスコ」がダイソーで買えちゃうって知ってる? 持ち歩きやすい個包装だからお弁当にもピッタリだよ|マイ定番スタイル
-
一覧へ
-
除光液のツンとした香りが苦手な人に朗報! 爪に優しいのにちゃんと落ちるリムーバーを見つけたよ|マイ定番スタイル