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趣味ではなく、日常の足として。「人とかぶらない一台」を探してたどり着いた北欧ブランドのシティバイク|みんなの自転車

2021/12/06 20:30 投稿

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東京都台東区でデザイン会社を経営している塚本太朗さん。自転車に乗り始めて約1年半ではあるものの、月間の平均移動距離はなんと250km以上。

趣味ではなく、あくまでも日常の足として手に入れたフィンランド発のシティバイクは、想像以上に乗りやすく、ついつい遠くまでペダルを踏んでしまうようです。

お名前(職業):塚本太朗(会社役員)
年齢:49歳
愛車:Pelago Bicycle
自転車歴:約14年

30年ぶりに買い替えたのは、北欧発の「ペラゴ」

企業のブランディングをはじめ、ロゴやサイン、名刺、カタログなど、トータルでディレクションを行うデザイン会社RIDDLE DESIGN BANKを経営している塚本太朗さん。本格的に自転車に乗り始めたのは約1年半前で、新型コロナウィルスのまん延がきっかけだったそう。

感染も怖かったですし、少しでも経費を削減したいなと思って、会社で自転車通勤を推奨したんです。

でも、当時僕が持っていた自転車は30年ほど前に買った、そば屋の出前で使うような昭和レトロな一台。総スチール製なのでとにかく重くて、毎日使うのは難しいと思い、新しい自転車を探しはじめたんです。

仕事柄、モノ選びへのこだわりは強いという塚本さん。「他の人が乗っていない自転車」を求めて、ヴィンテージの自転車などをいろいろ探してみたものの、なかなか自身の眼鏡に叶うものは見つからなかったそうです。

たまたま知り合いで自転車の代理店をやっている方から『Pelago Bicycle』を紹介されたんです。北欧フィンランドのブランドというところも気に入りましたし、何よりも試乗したらすごく乗りやすかったんです。

街乗り仕様にオプションをフル装備

塚本さんが購入したのは、「Pelago Bicycle」のブリストル(シングルギア)というモデル。シティバイクの原型となるフォルムを再現していて、頑強ながら軽量なフレームを採用しています。

デザインもクオリティも永く乗り続けることを追求した一台で、ブルックス社のレザーサドルを標準装備しているのも特徴です。

仕事の移動手段として使うので、街乗りのしやすさを重視して、オプションはフル装備にしてもらいました。おかげでストレスなく毎日乗れています。

前後の泥除けは標準装備ですが、フロントとリアのラックやチェーンガードはペラゴの純正パーツを取り付け。

それ以外にも、スタンド、バックミラー、反射板など、足りない装備が見当たらないほど、後付けしたパーツはてんこ盛りです。

中でも欠かせないのがスマホホルダーですね。打ち合わせなどで都内各所を移動することが多いので、MAPアプリは欠かせません。

月間の走行距離は250kmオーバー

中央区月島にあるご自宅から、台東区鳥越のオフィスまでは片道約7km。晴れた日は毎日自転車通勤をしている塚本さんですが、東京の東側であればクライアントとの打ち合わせも自転車で向かうことが多いといいます。

皇居よりも西側に行くとアップダウンが激しくなりますが、東側はほぼフラット。ですので、銀座や神保町まではよく自転車で行ってますね。

東京の東エリアは川も多くて景色を見ながら走れるので、すごく気持ちがいいんです。

デスクワークが多い塚本さんにとって、自転車での移動は運動も兼ねた良い気分転換になるそうで、感染状況が落ち着いたとしても「このスタイルは続ける」といいます。

Pelago Bicycleの自転車はすごく気に入っているんですが、唯一の後悔がシングルギアにしたところ。「ギアはないほうがカッコいい」と言われてシングルにしましたが、やっぱ変速ギアがあったほうが、より快適だったのかなぁとは思いますね。

でも、シングルギアで電動自転車を追い抜くときは気持ちがいいから、まぁ、良しとしてます(笑)。

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Photographed by Junmaru Sayama

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