ジンの条件は、「ジュニパーベリー」という西洋ネズ果実を副材料にした蒸留酒。
そこに様々な素材を加えて、味や香を工夫したのがクラフトジン。
日本のクラフトジンも注目されており、焼酎を抜いて、ウイスキーに次ぐ輸出額になっています。
今回は世界で銀賞(IWSC2019)を受賞したジンを紹介します。
養命酒のクラフトジン「香の雫」
養命酒製造 香の雫(ジン 300ml) 968円(税込)クロモジをメインに11種の和のハーブを使っています。
クロモジとはクスノキ科の樹木で、とても良い香りがします、楊枝の材料として使われていたりもする木です。
クロモジの楊枝を添えると、和菓子がグレードアップしちゃいますね。
年数を経た樹皮が、黒味を帯びて、文字を書いたような独特の模様になります。
香の雫 [ ジン 300ml ] 968 Amazonで見てみる 858 楽天市場で見てみる !function(t,e){if(!t.getElementById(e)){var n=t.createElement("script");n.id=e,n.src="https://araklet.mediagene.co.jp/resource/araklet.js",t.body.appendChild(n)}}(document,"loadAraklet")
クラフトジンの入門にもぴったり
このクロモジは私の好きな樹で、数年前から育てています。
素敵なクロモジの盆栽を目指して、枝を剪定すると、とっても良い香りに包まれまるんですよ。
そんなクロモジをはじめとしたハーブの特徴を引き出す独自の製法、仕込み水は、中央アルプスの花崗岩に磨かれた、清冽な伏流水。
さすが養命酒!
価格も手頃で、取扱店舗も多く、クラフトジンの入門に最適です。
脱ジントニックを考える
ジンと言えば、まず思い浮かべるのがジントニック。
ジントニックに使用するトニックウォーターは、炭酸水に柑橘エキスや糖類を加えた清涼飲料。
定番のカクテルですが、甘みが加わることで、食事との相性はイマイチになってしまう印象。
まずは、炭酸水で割って「香の雫」の味と香りを確認しましょう、クロモジをはじめとした、香と爽やかな味が楽しめます。
ベースとなる味と香りを楽しんだら、自分好みにアレンジを。
オススメのアレンジたち
私のおすすめは、フレッシュな柑橘の香りを加えること。
レモンの強い香りも良いですね〜。
少し穏やかなカボスもいいですよ、和のハーブを使ったクラフトジンには和の柑橘が合う感じです。
キレッキレの爽やかさが、食事にも合います。
柑橘の皮を使って香りのみを加えるか、果汁を絞って味も変えるか、う〜んどちらもいい感じ。
少し甘みを加えると、別の味わいになります。
ROOMIEで以前に紹介したジンジャーシロップを少し加えてみました。
甘みを加減すれば、食事にも合わせることができます。
もちろん、トニックウォーターと合わせても、美味しいジントニックになります。
この香りは、高級楊枝と同じなのよ、とか、日本は昔から香草や香木を楽しんでいたハーブの国なのだ!
などと言いながら、世界でも評価されたクラフトジンを楽しんでみませんか?
温かい部屋で、温かい食事とともに、キレッキレのクラフトジンを楽しむ、とってもオススメです。
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