そんな毎日でも心地よく過ごすヒントをくれる、私が人生の節目ごとに出会ったおすすめの3冊をご紹介します。
「ふつう」の家の中にも、先人たちの工夫があると知った
数年前に賃貸マンションに住みながら家づくりを始めた頃。家づくりの雑誌や本を読み漁る中で、そもそも「心地よい家」とはどんなものかを知るために購入したのがこの本。
読み進めていくと、キッチンやドアの位置、畳の有無など、ごくふつうの住宅で当然のようにつくられている空間や装置には、「なるほど」という知恵や工夫が潜んでいることがよくわかります。
快適さと気持ちの切り替えは、そういった工夫1つで大きく変わる。
わたしが長年暮らした実家や、愛着のあった住宅、今住み慣れている家には、どんな工夫があるのかを知るキッカケにもなります。
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挫折しがちなガーデニングは「なまけもの」になることで解決!?
ガーデニングどころか、観葉植物を育て始めてもすぐ枯らしてしまう経験は多数あり。
がんばればがんばるほど植物をダメにしてしまうような気がする……というときに手にした1冊です。
できるだけ手をかけないですむような工夫を凝らして(=なまけて)、その分残りの時間を有効に使う方法をほのぼのとしたイラストと共に解説。
ガーデニングをしたくても時間がない、続かない、枯れてしまうという人に、「がんばらずに」楽しむことを教えてくれます。
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何気ない日常を違う角度から捉える筆者に元気をもらえる
こんなにふつうの出来事がここまで面白くなるのか、と最初の1ページ目から最後まで声を出して笑ってしまう1冊。
雑誌『BAILA』の連載に書き下ろし5本を加えたエッセイ集で、筆者である三浦しをんさん独特の世界観が炸裂しまくっています。
キレのある文章ながらも愛に溢れた表現が心地よい。忙しく疲れているときこそ、何事も面白がれる精神は見習いたくなります。
そして自分自身も他人に左右されることなく、「自分は何が好きで何が嫌なのか」という意思を強く持ちたくなる本です。
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