ぽてりとしたフォルムに意表を突かれ、なにこれ!と大いに盛り上がった後冷凍庫に大切にしまったのですが、あるお休みの日に解凍調理してみました。
食感も味も本物のハムを上回るといってもいいほどのおいしさで、すっかり夢中になってしまったソイハムの魅力をお伝えします。
はじめての代替肉
かるなぁ 「ソイハム くんせい 500g」 1,274円
その“かたまり”がこちら。大豆を主原料に使ったベジタリアン仕様のソイハムです。内容量はなんと500gもありますから、どうりで笑ってしまうほど重く感じたわけです。
冷凍した状態で販売されていますので、調理前にひと晩冷蔵庫でゆっくり解凍します。5時間ほどで、指で押すとぷにぷにと気持ちよく弾むくらい柔らかくなりますよ。
体にいいとはいえない影響を及ぼすともされる加工肉ですが、大豆たんぱくを主原料にしたこのソイハムならその点も安心。どのように変身してくれるのでしょうか。
カットの形で料理の幅も広がる
半キロのかたまりを一気には調理できませんから、ここからひと工夫。まな板の上に乗せ、工作のごとく好きな大きさにカットしていきます。
もちろん全ハムを通して同じ切り方でもいいのですが、少し変化を加えることで後々の料理にぐっと幅が出ます。
私は上から時計回りで
・スライス・ブロックカット
・フレーク(手でほぐす)
とカットしてみました。
通常のハムと同じく火を通さず食べられますので、味見と称するつまみ食いは止まりません。(特にブロックカットは、なんともつまみ食い心をくすぐる形状なのです)
ぴっちり包んで再保存
カットしたハムはジップロックなどのフリーザーバッグに入れるかぴっちりとラップにつつみ、改めて冷凍保存します。
使いたい時には自然解凍し、そのまま料理に利用できるので大変便利。
小さめにカットした分、最初のかたまり時より早く解凍されますので、お急ぎ調理もお手のものです。
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レシピのアイデア
ルッコラとソイハムのベジサンドハム、と言えばまず頭に浮かぶのがスライスハム。輪切りにしたソイハムをいつもと変わらぬ要領で二つ折りし、ルッコラと一緒にパンに挟んでみました。
繊維質が多いため、折りたたむとまるでツナのような表面が現れますが、千切れてしまうことはありません。
大豆のコクがじわーっと口いっぱいに広がり、その豊かな味わいにその場にいた全員から驚きの歓声が上がりました。肉を使っていないということを忘れてしまうくらい、それはもうジューシーなのです。
私が購入したのはスモークフレーバーのついた燻製タイプでしたので、パンにマヨネーズなどの下味を付けずとも、ベジハムとルッコラのみでおいしくいただけました。
ひよこ豆とソイハムのカレーブロックカットのソイハムはカレーの具材に。大豆を主原料にしているものの、豆腐や豆乳のようなクセはなく、どんな料理にも嫌味なくマッチしてくれます。
今回はひよこ豆と一緒に仲よく煮込みましたが、さまざまな野菜をブロック型にカットして、サイコロカレーを作ってみても楽しそうです。
アボカドとソイハムのオリーブオイルサラダ手でほぐしたソイハムフレークはツナそっくりです。アボカドとトマトと一緒に和えて、オリーブオイルと塩胡椒でシンプルに味付けました。
ツナを入れると魚の風味がサラダを支配してしまいますが、ソイハムは芳醇な味わいながら主張しすぎず、野菜とソイハムがそれぞれを引き立て合います。
三拍子そろいました
安価なハムにはできれば避けたい添加物が入っていることが多いのですが、無添加のハムは高額であることがほとんど。
近所のスーパーには大手メーカーのロースハムが80g290円、保存料無添加のハムが60g350円で並んでいました。対してかるなぁのソイハムは500gで1,274円(税別)。
100gあたりの値段は大手メーカーのハムが362円、無添加ハムが582円、ソイハムが254円となります。
おいしく健康的でありながら出費も抑えられるなんて、キッチンライフにおいてこれ以上嬉しいことはありません。
かるなぁのパンフレットには「精進カキフライ」「ベジ小エビ」などという魅力的な商品も掲載されていて、次はどのようなものにトライしようかと考え中です。
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ソイハムくんせい500g[かるなぁ公式サイト]
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