今回は、みんなの部屋にご出演いただいた方のお部屋から、「観葉植物をどんな風に取り入れているのか」というアイデアをまとめてみましたよ。
植物優先の空間は、結果的に人にとっても住みよい部屋に
平日は花屋、土日は別の植物屋に勤務。休みの日には「花屋ブラウンシー」名義のフリーランスとして、やっぱり花にまつわる仕事をこなす、熊木さん。
50種類もの植物のある部屋に暮らしていますが、決して広いとは言えない部屋にそれだけの数があっても、どうしてか窮屈な感じはしません。
白を基調とした部屋には清潔感すらあって、むしろ、すっきり気持ちいいのはどうしてでしょうか。
植物たちをひとつの場所に固めて置いているからかもしれません。
窓際のその場所が、部屋のなかで一番気持ちよく日光が当たる場所なんです。
なんと、部屋のレイアウトまで植物最優先! ベッドもコーヒーテーブルも、植物の配置を決めたあとで、余ったスペースにレイアウトしたのだとか。
でも、植物にとって気持ちのいい空間はしかるべく、人にとっても住みよい部屋になっているようです。
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部屋探しもレイアウトも、家主より植物を最優先。傷んだ植物を療養する、ちいさな実験室|みんなの部屋(世田谷) - ROOMIE(ルーミー)
植物がコミュニケーションのきっかけに
インテリアデザイナーである蓑田人哉さんのお部屋でとりわけ存在感を放つのが、多種多様なグリーンたち。
育てるのが難しい品種までを立派に育てる蓑田さんですが、そもそも植栽の魅力に目覚めたのは、ご近所付き合いが発端だったとか。
以前暮らしていた家の隣に住んでいたおばあちゃんが、「紫蘇やってみる?」と紫蘇を分けてくれたんです。植えていれば簡単に育つ品種だったのですが、おもしろくなって、そこからハマってしまいました
いまや、問屋や生産者から直接買い付けては、メキシコやオーストラリアといった異なる地域の品種も、それぞれの個性に合わせて上手に育てるほどに。
インナーテラスでゆっくりしていると、植栽にびっくりした近所の人に声をかけられることもあります。
最近できた新しい友達は、92歳のおじいちゃんなんです(笑)
ご近所付き合いにはじまり、また新たなご近所付き合いを生み出す。グリーンたちは、いわばコミュニケーションツールと言えますね。
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巨大観葉植物で、ご近所付き合い? インテリアのプロが本気でリノベした、アメリカムードな一軒家|みんなの部屋(立川) - ROOMIE(ルーミー)
家具の差し色として植物を取り入れる
早乙女さんご夫婦のお部屋は、少ないモノたちとバランスよい数の植物が置かれています。
家具やキッチン用品は茶系やマットブラックのカラーで統一しています。
そこに差し色として、私が購入してきた植物を育てて置いている感じです。(亜由美さん)
お花類は、鎌倉で毎月3日間だけ出店するpauseというお店や、駅近くの花屋さんで買うことが多いとのことですよ。
家具の色合いを統一し、植物を差し色として扱う。植物がいいアクセントになってくれそうな取り入れ方でした。
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