オーストラリアの気象局では、毎年開催するフォトコンテストでの優秀作品を翌年のカレンダーとして販売しています。そして、その写真がまたすごい!さすが気象局だけあって選ばれた写真は、落雷の瞬間や不思議な色の夕空、タスマニアの山から撮影された虹などの珍しくも美しい写真ばかりです。
pics from The Telegraph Travel
その他の実際の写真はこちらにネタ元のリンクを貼っておきますのでご覧になって下さい。
この写真が使われているカレンダーは公式サイトの方から購入することも出来ます。スタンダードのサイズで25ドル、日本への配送も可能となっています。写真の横には撮影時のショートストーリーも記載されているようで、撮られた時の状況などが楽しめるようになっています。
ちなみにトップ写真は1月に使われる写真で、2012年の「オーストラリアの日」に撮られたものです。撮影時のストーリーは以下のようになっていました。
科学教師のマット氏は2012年のオーストラリアの日の花火には行かない予定でした。しかし、雷が鳴り始めたとき気持ちは一転、彼はカメラを持って自転車で10キロ先のパース南海岸へ急いで向かいました。
彼が着いた瞬間、花火と同時に運良く雷が出現。彼は三脚を使って低速度で何度も撮影。そして、びしょ濡れになりながら自転車で帰宅。自宅のモニターに画像をダウンロードして初めて彼はこの写真が撮れたことに気づいたそうです。
そして、この写真は彼が電気について講義をする際にとても役立っているそうです
さすが科学教師! 偶然が作り上げた芸術作品と言ってもいいぐらいの写真です。
Australian Weather Calendar 2013 [via The Telegraph Travel][sales of the 2013 Australian weather calendar commence]