マットレスなどの寝具はもちろんのこと、見た目にもリラックスできるインテリアや、眠りにつくのが楽しみになる小物も、質のいい睡眠の大事な構成要素。
そんな“たのしい眠り”の秘訣を、部屋づくりの達人である「みんなの部屋」出演者に聞きました。
Photographed by Shohei Noguchi
1年ほど前、みんなの部屋に出演いただいた慎之介さん、あがささん夫婦。
グリーンの壁が印象的なお部屋には、賃貸でもできるDIYが随所に施されていました。
名前:慎之介さん、あがささん職業:MATCHA CMO(慎之介さん)、Webクリエイティブディレクター(あがささん)
場所:東京都蔵前
面積:50㎡、1LDK
築年数:45年
寝室の広さ:7畳(クローゼットなし)
DIYで、古いリノベ賃貸を“心地いい”空間に。グリーンの壁を活かして設計した1LDK(蔵前)|みんなの部屋 - ROOMIE(ルーミー)
Photographed by Shohei Noguchi
7畳の寝室の中央には、大きなベッドを贅沢に配置。茨城まで行って買ってきたというEPALのパレットを使った、手作りのベッドです。
明るい光がたっぷり入る寝室での目覚めはとても気持ちがよさそうですが、ふたりの“眠りの空間づくり”には、どんなこだわりがあるのでしょうか?
よりリラックスした雰囲気に模様替えした寝室
写真提供:慎之介さん(以下同じ)
取材から1年、現在の寝室を見せてもらうと、当時とは少し違った雰囲気に。
リビングにあったラグを寝室に移動させ、結婚祝いでもらったというフィカス・ウンベラータをベッドサイドに配置して模様替え。より柔らかい雰囲気が増して、見るからにリラックスした眠りにつけそう。
そんな寝室でひときわ存在感を放っていたのが、この間接照明。ACME Furnitureで購入したという一点もので、モロッコのヴィンテージ品なんだとか。
暖色系のやわらかい明かりが、ダメージ感のあるパレットにもマッチしています。
ちなみに朝の目覚ましはアレクサにお願いしているそうですが、言語を英語に設定することで、自然と語学を習得できているんだとか。音楽をかけるにも天気を聞くにも英語を使わなければいけないとなれば、いやがおうでも身につきそう。
ホテルライクを実現する寝具たち
中央に配置されたベッドは、主役を名乗るにふさわしい、ゆったりとして寛大な佇まい。特に慎之介さんはひとり暮らしの頃からダブルベッドにしていたというほど、ベッドの大きさにはこだわりがあるそう。
そんな大きなベッドの上にかかっているのは、両親から譲り受けたというクイーンサイズの布団。
ふたりで使うには大きすぎると感じたことはないし、ダブルに対してクイーンでも違和感がないのは、ベッドフレームがマットレスより大きいサイズのため。
布団の上にかけているZara Homeのブランケットもお気に入りだそうで、凹凸模様がシンプルながらに豊かな表情に仕上げてくれています。
枕の充実度もしかり、ホテルライクな寝室をつくるには「重ねる」がポイントなのかも。
上質な眠りを支えてくれるテネリータのパジャマ
テネリータ「80/2 プレーンジャージレディースワンピース」 ¥20,900(税込)、「80/2 プレーンジャージメンズパジャマ」 ¥25,300(税込)
ふたりが口を揃えてお気に入りだと話すのが、このテネリータのパジャマ。
テネリータは国際認証機関からの認証も受けている日本のオーガニックコットンブランドで、この「80/2 プレーンジャージ」もオーガニックコットンが100%使用された上質な逸品。
あがささんがこのパジャマを買ってきたことをきっかけに、慎之介さんも、それまでこだわりを持っていなかった部屋着の大切さに気づいたんだとか。
「『パジャマ買うね〜』って、急に妻が買ってきて。『これいくら?』って聞いたら『ふたつで5万』って(笑)
僕からしたら、パジャマにこんなにかける?っていうくらいの値段なんですけど、着てみたらめちゃくちゃ気持ちよくて、睡眠のレベルが格段に引きあがった気がします。すごくいい買い物だなと思いました」(慎之介さん)
「ワンピース型のパジャマを探していたときに見つけて、一目惚れして。ガウンではなく、ワンピースで羽織れてそのまま寝られるものってなかなかないんですよね。
すごく楽だし、シルエットも可愛いんです」(あがささん)
スッキリ目覚めるアイマスク
そしてもうひとつ、質のいい睡眠に一役買っているというのが、Panasonic Beautyの「目もとエステ」。
アロマオイルを垂らしたスチームで目元をあたためてくれるアイテムで、あがささんの誕生日に、慎之介さんがプレゼントしたんだそう。
「これをしてから寝ると、目のむくみがすごい取れるんです。朝スッキリと目が覚めるので、めちゃくちゃおすすめです」(あがささん)
1日の充実のためによい眠りを
見た目にも癒される寝室で、良質なものに囲まれた睡眠をとっている慎之介さんとあがささん。
パジャマやベッドは普段人目につかないからこそ、お金をかける優先順位も下がってしまいがち。だけどそんなところにこそ美意識を持って暮らしてみると、生活全体をもっとたのしく、充実して過ごせるようになるのかもしれません。
いつもより長くつづくおうち時間を充実させるためにも、この夏はちょっと贅沢なパジャマに新調してみようかな。
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