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キャンプ初心者が予算1万円でキャンプをはじめてみたら、不便さの中にこそ輝く“楽しさ”を知りました

2020/08/21 19:30 投稿

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アウトドアシーズン真っ只中。

キャンプや登山をはじめてみたいけれど、どんなアイテムから揃えたらいいかわからない……なんて人も多いハズ。

そこで今回は昨年ROOMIEで行われた、「Amazonで買えるものだけで行う1万円キャンプ」企画の様子をお届けします。

キャンプ場へ到着!装備チェック

時は2019年8月16日、天気は快晴。

今回お世話になるキャンプ場は千葉県にある緑豊かなキャンプ場。

都会の喧騒から離れて、もうこの景色だけで幸せ。空気がおいしいです。

さて、改めて今回Amazonで調達してきた装備たちをチェック。

チェア、ローテーブル、テント、クッカー、焚き火台、寝袋。

ひとつひとつの質を求めるとキリがありませんが、これらまとめて1万円ちょっとで手に入ったのはまず嬉しいところです。

テントを設営しましょう

装備を確認したら、テント設営に入ります。

そして今回の「1万円キャンプ」を共に生き抜く同志は、地元の友人たち。

彼らには自分用のチェアを持参してもらい、3人でせっせと準備を進めていきます。

そうしてあっという間にテントが完成。

ワイワイしゃべりながら手を動かしてましたが、3人で取り組んだこともあって5分ほどで設営できちゃいました。

いざ買い出しへ

テントが設営できたら、次は晩飯をどうするか。

ということで、車で20分ほど行ったところにあるスーパーに買い出しへ。

キャンプの初期装備は1万円で揃えたくせに、ノリと勢いで肉ばかり買ってしまいました。

“焚き火で肉を焼く” そんな光景はもうすぐそこに。

そんなことを想うと、ニヤニヤが止まりません。

夢のキャンプメシ

火が灯るだけで、人はどうして気分が高揚してしまうのでしょうか。

何時間でも眺めていたいのは山々ですが、いよいよ夢のキャンプメシを作っていきます。

トマトのチーズリゾット

まずは家から小分けにして持ってきたオリーブオイルをたら〜り。

トマトはヘタをとって、鍋にポイッと。

しばらく煮ることでこんな感じになったら、トマトの実の部分を紙皿に移して米を投入!

いつの間にか、外がずいぶんと暗くなっていました。

リゾット感がでてきましたね。

ここまできたら、あとは仕上げにチーズを乗せると、

完成です。

トマトの旨みが最高の味付けとなって、他の調味料は必要ありませんでした。

熱源が一つしかないので料理に時間はかかってしまいますが、完成したときの達成感といったらそれはもう……。

ただのステーキ

チーズリゾットをいただいたあとは、いよいよ肉を焼いていきます。

ですが、その前に米を1パックずつ湯煎して、下準備を。

そしていよいよ肉を投入。

ジュワ〜〜〜ッ……。

「オォ〜〜ッ!!!」

肉を焼く音と男三人の歓声だけが、静かなキャンプ場に響き渡りました。

仕上げはモンベルの200ml日本酒でフランベ。

と思ったのですが、うまく火がつかず……。

しかし気分は大いに盛り上がったので、これにて完成とします。

いい焼き加減で仕上がりました。

味付けは塩コショウだけでいただきます!

そろそろしっぽりといきましょう

かなりお腹も満たされたことなので、今度はちょっとしたおつまみ作り。

まずは事前に砂抜きをしておいたあさりを日本酒で浸します。

ちょっとだけ醤油を垂らして、フタをしながら火にかけると、

あさりの酒蒸しの完成。

フタを開けたときの香りの立ち上がりがものすごくて、香りだけでお酒が進んでしまいます。

そして魚介は日本酒と一緒に楽しみたいなぁと思うので、残った日本酒は熱燗に。

涼しい夏の夜にいただく熱燗、風情があります。

焚き火を囲み、しっぽりと呑む夏の夜。

お腹も満たされ、心も満たされ、これぞまさにチルアウト……。

1日目終了

ひとしきり片付けも済んだところでキャンプ場に常設してあったシャワーを浴び、ようやく一段落。

寝れるかと思いきや、突如やってきた“深夜テンション”。

男3人で深夜3時頃まで星を撮り、修学旅行の夜のような時間を過ごしました。

寝不足の2日目

おはようございます。

寝不足で体はボロボロですが、朝食を作るためにまずは火を起こします。

ちなみにテントの中はこんな感じに。

寝袋の中に入ると暑かったので、寝袋を敷布団にして睡眠をとりました。

体はそこまで痛くならず、思ったより快適でした。

最後のキャンプメシ

キャンプ場での最後のご飯、朝食。

現地にある共用の冷蔵庫にて保管していた食材を取り出します。

思い残すことがないように、魂を込めてベーコンを一枚、二枚。

集中力を以て卵を落とし、

パンを以て卵を制すと、ラピュタパンの完成。

栄養が体に染み渡り、いつのまにか疲れと眠気はどこかへ飛んでいってしまいました。

1万円キャンプ終了

チェックアウトの時間ギリギリまで片付けをし、最後はバタバタとキャンプ場を後に。

こうして、僕たちの「1万円キャンプ」は幕を閉じたのでした。

振り返ってみると、場面場面でもっとこんなものがあったらなぁ、といったタイミングはもちろんありました。

例えば、灯り。スマホのライトのみだったので、やっぱりランタンが欲しかったところです。しかし、これだけの装備でも、思う存分キャンプを楽しめたことに間違いありません。

「不便さが、楽しい。」

どんどん便利になっていく世の中でそんな気持ちを抱けたことが、はじめてのキャンプにおける何よりの学びでした。

今回使ったアイテムの詳細:

キャンプ初心者が予算1万円でキャンプをはじめてみた(アイテム調達編) - ROOMIE(ルーミー)

※本記事は2019年8月16日の記事を再編集して掲載しています。

Text by 門岡 明弥

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