コミュニケーションのオンライン化であったり、人と人との距離感であったりと、それはさまざまですが、直接モノに触ることへ若干の抵抗感が生まれた、というのもそのひとつ。
公共施設のエレベーターのボタンや、出入り口のドアノブなどは、自分以外の誰が触ったのか判別できません。
ちょっとだけ怖くなって、上着の裾をのばして布ごしでタッチした、なんて人も多いのではないでしょうか。
直接触らない安心感
そうしたウイルス接触のリスクを減らすために誕生したのが、クラウドファンディングサイトMachi-yaに登場した「SureSafe Pro」という純チタン製のツールです。
映画やRPGに出てくる宝箱の鍵のようなコンパクト見た目をしており、重量はわずか11g。
この小さなツールの使い道は至ってシンプルで、輪っかの部分に指を通したら、その先端でボタンを押したり、ドアノブを回したりするだけ。
え、それだけ? と思われるかもしれませんが、街中に出てみると、不特定多数の人々が触っているモノって、結構あるんです。
それは自動販売機のボタンであったり、
銀行やコンビニのATMパネルだったりと、どれも普段から何気なく利用していますよね。
新型コロナウイルスはモノの表面でしぶとく生き残る性質があることが分かっているので、マスクや手洗いの他に、こうしたモノに触れないことが重要な対策と言えるでしょう。
■新型コロナウイルスの生存期間金属(ドアノブ、ジュエリー、カトラリーなど):5日間
木材(家具、床など):4日間
プラスティック(ミルクや洗剤の容器、地下鉄やバスの座席、バックパック、エレベーターのボタンなど):2〜3日間
ステンレス(冷蔵庫、鍋やフライパン、シンク、水筒など):2〜3日間
ダンボール(宅配の梱包など):24時間
銅(銅貨、やかん、調理器具など):4時間
アルミ(ジュースの缶、アルミホイル、水筒など):2〜8時間
ガラス(グラス、メジャーカップ、鏡、窓など):最大5日間。
陶器(皿、ポット、マグなど):5日間
※出典元:https://www.webmd.com/lung/how-long-covid-19-lives-on-surfaces
なんでチタンなの?
「SureSafe Pro」が純チタン製であることも、重要なポイントのひとつ。
この世に機能的な金属はたくさんありますが、チタンは「細菌の繁殖を防ぐ強力な抗菌効果(あくまで細菌に対する効果であり、ウイルスに対する効果ではありません)」「軽い」「錆びにくい」「アレルギーが出にくい」という優れた特徴を持っています。
1日のなかで頻繁に手に取るであろうツールなので、使う人が安心できるかだけでなく、丸洗いも簡単にできてしまうというのは、ウイルス対策用としては理想的だと思えてきます。
付属のアイテムも機能的!
専用ケースは付属品として
現在プロジェクトがスタートし、支援を集めている「SureSafe Pro」は本体に追加して、いくつかの機能的なオプションを選択できます。
まずは、「キーリール」。
キーケースやカラビナに取り付けることもできるツールですが、頻繁に使用することを考えると、使いたいときにサッと取り出せるリールの方が相性は良さそう。
こちらの「UVフラッシュライト」は、紫外線を当てることで光触媒作用(細菌などの有害物質を除去する作用)を活性化させてくれるチタンならではのオプションアイテム。
自宅に戻って丸洗いするまでに時間がかかってしまいそうなときなどは、このライトを当ててその場を乗り切る、といった使い方ができそうです。
これからどんなアイデアが生まれるんだろう
シンプルなデザインながら、直接モノに触れずにいられるアイデアとチタンの特徴が噛み合った「SureSafe Pro」。
マスクと並んで、この時期の必需品になりそうな予感。
Machi-yaでは、今後もチタンに着目したアイテムが登場していくそうなので、ROOMIEはこれからも追いかけていきますよ!
物に手で触れない!純チタン製ポータブルツール「SureSafe Pro」[Machi-ya]
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