私がVANSと聞いて、真っ先に思い浮かべるのはあの1足……。

平たいローなシルエットに、セクシーな曲線のジャズ・ストライプがサイドに入った「オールドスクール」です。

50年以上、“ストリート”を支え続けている、マスターピースのひとつだと思うんですよね。

被らないオールドスクール

VANS(バンズ)「オールドスクール YEAR OF THE RAT」 9,900円(税込)

そんなド定番のオールドスクールですが、今年の頭に特別なデザインのモデルが登場しました。

2020年の干支「子年(ねずみどし)」をモチーフに作られた、その名も「YEAR OF THE RAT」。

オールドスクールのテイストをしっかりと残しながら、かなり遊びごころに溢れたスニーカーになってますよ。

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ドブネズミみたいに美しい

ストリートを徘徊するタフなネズミたちの冒険心と挑戦心を表現したというこのモデル。

グレーのグラデーションパッチはネズミが出入りするトンネルを表しているそう。

この後ろのデザインが良い!

何枚も重ねられたタグとソールの裏側はパキっとしたピンクで、ネズミの耳や手足を彷彿とさせますね。

明るめなグレーの中に配置されたピンクのパーツは結構珍しい配色。

黒に白のラインのオールドスクールが若い人たちのトレンドアイテムになってしまい、少し履きにくくなっちゃったな……という根っからのVANSファンにもオススメです。

安定の履き心地

もちろん、程よいクッション性と、つま先部分に少しゆとりがある履き心地は健在。ピンク色のラバーソールのグリップも良好です。

夜の渋谷でこの「YEAR OF THE RAT」を履いているとき、目の前を横切るネズミを見かけるたび「お、今日もたくましいじゃん」なんて感じちゃって。

ストリートの歩き方がすこし上手になった気がしています。

最初は大切に履きたい…

VANSといえばスケートシューズ。デッキとの組み合わせもバッチリ。

ですが、これは再販されるかが分からないので、ソールが削れちゃうのがもったいなくて、ガシガシとスケートするのは躊躇しちゃいます。

ある程度ボロボロになるまでは街履きとして愛用して、ソールにダメージがきたらスケシューとして活躍してもらうコースだな。

ベーシックなのに一味違う

履き潰したオールドスクールにデカめのディッキーズと白T。ずっとこの格好が最高だと思える男でありたいですね〜。

VANSのスニーカーを履くと思い出すのは、学生時代に友達とお金を貯めてカッコいいスケボーを組んで毎日練習していたこと……。

今はトリック用のウィールは手放してしまいましたが、1番気に入っているデッキはクルーザーとして今でもとってあります。

「最近行ってなかったな〜」なんて思いながらも、今の自分が持てる冒険心と遊び心がくすぐられる、「普通じゃない」オールドスクールなんです。

Year of the Rat Collection[VANS公式サイト]

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