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週末は郊外でキャンプを楽しむ2人が、アウトドア収納を工夫しながら暮らすワンルーム(西東京)|みんなの部屋

2020/03/04 12:30 投稿

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今回取材で訪れたのは、都心から40~50分ほど電車に揺られると到着する西東京市・ひばりヶ丘駅。

最初は職場のある23区内でお部屋探しをしていた佑樹さんと未夢さんが、このお部屋に決めた理由はなんだったのでしょうか。

お名前(職業)
佐藤 佑樹さん(営業職)
石井 未夢さん(アパレルイラスト
場所:ひばりヶ丘駅、田無駅
面積とLDK:27.76㎡
家賃:7.4万円(駐車代含む) 
築年数と住宅の形態:アパート 築8年、1K

 

アウトドア好きなおふたりならではのお部屋づくりのアイデアや収納術などと共に、聞いていきたいと思います。

お気に入りの場所

四季の彩りで部屋を飾るディスプレイ棚

「私が好きなのはこの棚。ハロウィンにはハロウィンリース、クリスマスにはツリーを飾るなど、季節ごとにディスプレイを変えて楽しんでいます。

ディスプレイを変えたら、撮影してインスタに投稿! そのつどの季節やイベントを自分なりにどう楽しんだか、ちょっとした記録になっています」(未夢さん)

ディスプレイ装飾中の未夢さんは真剣そのものだそうで、佑樹さんは「その最中、気が散るからと僕は部屋に入れてもらえない……」のだとか。

愛用バイクを立てかける、手作りスタンド

「ふたりともバイクで色々なところに出かけるのが好きで。この家に住み始めてすぐの頃に、DIOT(DIYホームセンター)で資材を購入して、バイクスタンドをDIYしたんです。

加工も含めてかかった費用は2,000円弱。案外安く作れて良かったです」(佑樹さん)

旅の思い出を集めたフォトスペース

ふたりとも気に入っていると教えてくれたのは、ふたりで行った旅の思い出で壁を装飾したフォトスペース。

「壁に穴を開けるのは良いけれど、パンフレットや写真には穴を開けたくなくて。100均で購入したクリップで止めているのがポイントです」(未夢さん)

映画シアターにもなる白壁

全体的に、写真やカラフルなポストカードなどで楽し気に装飾されたお部屋。そんな中、壁の一部だけが白壁のままなのにもちゃんと理由がありました。

「プロジェクターを使って、映画などを見るのにこの白壁がちょうどいいんです。外が暗くなると綺麗に投影されますよ」(未夢さん)

この部屋に決めた理由

週末キャンプのある暮らし! 駐車場付きはマスト

「僕らは週末には必ず、国内の天気が良いエリアに移動してアウトドアを楽しむので、駐車場付きの物件に引っ越すと決めていました。

ただ都内だと車庫付きの住まいはコスト的に難しくて。だからと言って、レジャーに行く前には、家から大量の荷物を詰め込むので、家から離れた駐車場を契約するというのも現実的じゃなかったんですよね……」(佑樹さん)

考えた結果、引っ越しエリア候補を柔軟に23区外にまで広げたことで、今の部屋に出会えたというおふたり。

内見時に、日当たりが良い点と、プロジェクターで映画鑑賞や壁の装飾が楽しめそうな白い壁も気に入り、契約を決めたのだとか。

「いざ住んでみると、都心にも郊外にもアクセスが良くて、都内で働くアウトドア好きの僕らにとってはすごく住みやすいエリアだったんですよね」(佑樹さん)

引っ越す前に、明確な暮らしのイメージをふたりで固めていたからこそ、妥協点も含め理想に近いお部屋に出会えたようです。

残念なところ

収納スペースがない

「収納スペースが全然ないんです(笑)。コスト含めて考えて決めましたが、できれば部屋や収納スペースはもっと広い方が良かったかなぁ」(未夢さん)

コストがかかるプロパンガス

 

「プロパンガスで、ランニングコストが高い! お風呂も湯船にお湯を溜めずらいですし、料理の鍋物なんかはカセットコンロを使うようにしていますね」(佑樹さん)

お気に入りのアイテム

旅や記念日に合わせてもらったぬいぐるみたち

ぬいぐるみ好きだと話す未夢さん。この部屋はもちろん、実家にもたくさんのぬいぐるみがいるのだとか。

「一昨年にflying tigerでゲットしたクマのぬいぐるみ。去年、静岡の『熱川バナナワニ園』で購入したワニのぬいぐるみ。あと誕生日にもらったクラシックプーさんのぬいぐるみの3つが特にお気に入りです。

プーさんのぬいぐるみはアウトドアに一緒に連れて行くこともあります」(未夢さん)

ロードバイクとクロスバイク

「僕のお気に入りは、やっぱり昔から大好きなバイクですかね。彼女は付き合った当初は全然興味を持っていなかったのですが、学生時代からバイクで一緒に出掛けているうちにハマってくれて。

最近、車を以前より大きなものに変えたので、今後はアウトドア先でも走ろうと計画中です」(佑樹さん)

アウトドアでも家でも愛用! IKEAのウォールライト

年中使用しているというウォールライトはイケアで購入したもの。

「コンセントと電池の2種類を使っているのですが、電池で灯る方はアウトドア時にも重宝しています」(佑樹さん)

室内でもアウトドアでも使えるこたつ布団

「ニトリのNウォームという発熱素材が使われた「こたつ掛ふとん」は暖かくて、本当にオススメです」(佑樹さん)

室内の寝具としてだけでなく、アウトドア時の防寒具や寝具としても活用しているのだとか。

「最近も星を見に行った際に車の荷台に敷いて車中泊したのですが、とても暖かくて快適でしたよ」(佑樹さん)

暮らしのアイデア

家具はなるべく低いものをチョイス! 壁や車を有効活用

「室内を少しでも広く見せたいので、家具はなるべく低いものを選んで、圧迫感を出さないように。

ごちゃつく小物は工夫して壁にかけることで装飾として楽しみつつ、使えるスペースは無駄なく有効活用出来るよう意識していますね」(未夢さん)

個人的に真似したいと思ったのは、例えばこのインターホンのモニター。

フリスビー掛けにすることで、収納しつつ、見せたくないものを隠すという暮らしのアイデアでした。可愛く隠せるのがいいですね。

「あとは、最近は車も収納スペースとして活用することで、増え続けるキャンプ用品や釣り道具もなんとか収納していますね……!」(未夢さん)

部屋づくりはアウトドア用品を活かして

「部屋作りは、なるべくアウトドア用品を活かすように心がけています。

寝具やロードバイク、ウォールライト、プロジェクターなど、それ以外にも細部にアウトドア用品が隠れていますね(笑)

部屋づくり用に別で購入するとまた物が増えていってしまうので、必要で愛用しているものを、部屋でも上手に活かせたらなと」(未夢さん)

これからの暮らし

好きなことを、もっともっと楽しむ暮らし

「住む場所が変わったとしても、今ある住まいの要素は満たしたところがいいですね。都心の職場から遠すぎず、アウトドアが楽しめる郊外へのアクセスも良いエリアが良いです。

できれば趣味の収納スペースと生活空間を分けたいので、次は2部屋はある部屋だと良いなと思います」(佑樹さん)

「私はもっと広い部屋で、ボスターが貼れたり、釣竿とかキャンプ道具を見せて収納できたりする部屋に住みたいです! 今の家ではもちろん、次に引っ越したとしても、住む中で、2人の『好き』が詰まった部屋に今よりもっと近づけていけたら幸せですね」(未夢さん)

アウトドア好きな人のお部屋活用術としてだけでなく、ふたりが心地よく楽しく暮らすためのエリア選びのヒントも垣間見えた今回の取材。

僕もインターホンを隠すのにちょうど良いフリスビーを探そうと、amazonサーフィンしながら電車に揺られた取材帰りでした。

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