しかも、PC・スマホ・タブレットでは、当然複数の画面が開いているわけでして、これって、頭がしゃっきりしていて、効率的に動いている時には、最大の効果を発揮するのですが、気が緩んでいたり、ちょっと気分転換のつもりが、今やるべきじゃないことに小一時間没入してしまうなんてことも起きてしまいます。
そして、気になってたXperia™ Tablet Z。以前からAndroidって、スマホサイズよりもタブレットサイズの方が使いやすいんじゃないかと思っていただけに、まずは小一時間遊んでしまいました。この画面のきれいさ、そしてとにかくこのうすさ。使っていて思ったのですが、これは手に持って使うよりも、もはや壁掛けで使いたいレベルですね。冗談抜きで、冷蔵庫にこのままペタっと貼って、料理しながら使いたいと思いました。しかも防水だし。マイクロUSBで電源供給できる冷蔵庫があれば、売れるんじゃないかと思ったりもしました。いや、それは気のせいか。
で、このXperia™ Tablet Z。なんだか他のAndroidでは見慣れないボタンがあるんですよね。
で、これなにかというとスモールアプリの呼び出しボタンでした。スモールアプリ?? 聞きなれない言葉ですが、それもそのはず、これXperia™の独自機能。要するにランチャーとして動くんですが、ちょっとびっくりしたのが、他のアプリが起動している画面の上にオーバーレイで、まさに小さく表示するところです。アプリだけじゃなくて、ウィジェットもスモールアプリ化して使えます。
そんなわけで、タブレットの中で、さらに「ながら」ができます。これ、タブレットの画面サイズがあるからこそ生きる機能ですね。
ミイルみながら、計算。
ドコモのホームページを見ながら、他のものもインターネットで検索できる。
そして、いろいろといじっているとタイマーがあることに気づきました。
タイマーかあ…、まあありがちな機能だよねえと思いながら、日課であるTumblrのダッシュボードを見ていたわけです。
んん? あれれ…。ああ、タイマーすげえいいよ。いや、これ最高かもよ。無限に時間があれば無敵な「ながら族」ですが、残念ながら時間は有限なのです。
あ、そうこうしているうちに、もう1分過ぎた…。
あと、作業時間の把握にも役に立つ。Dropboxのアプリから写真をアップをしかけて…。
そして、最大にうれしいのが、うっかり没入してしまいがちなゲームにもタイマーをしかけられること。まあ、アングリーバードのことですよ。
いつもどおりにぼんやりとプレイをしていても、ちゃんと経過時間がずっと表示されています。このタイマーの「ながら」抑止力すごいです。
タブレットにオーバーレイでタイマーがつくだけで、こんなにタブレット体験が変わるんだ! というのが、ものすごい発見でした。これ、すべてのタブレットの標準機能につけておいて欲しいぐらいの衝撃です。やっぱり、このXperia Tablet冷蔵庫装着オプションが欲しいな。ほら、これでキッチンタイマーも不要になるし(笑)。
現実としては、どれだけお前が怠惰なんだ! ということでもあると思うのですが、生活を変えてくれる機能ってこういうことだと思うんです。自分に「精神を鍛えろ!」って戒めるよりも、ソフト1発で問題が解決されるなら、その方がずっと良いに決まってます。機能で問題解決するのが間違いだなんて言われたら、私、そんなのは違うって。何度でもそう言い返せます。きっといつまでも言い張れます。
ということで、だまされたと思って、スモールアプリのタイマー機能、ぜひ使ってみてください。ホントびっくりしました。タイマーすげえ。
Xperia™ Z 特集[キュレーションマガジン Antenna]