まずその第一印象は、薄い! 質感の良いフレームの左サイドに集められた、電源ボタンなどの操作ボタンの配置の美しさは、男心をくすぐる、これぞソニーガジェット! といった印象。洋服でいうところの仕立ての良さを感じます。
正直なところタブレットは、ここ最近の発売ラッシュで少しお腹いっぱいだったのですが、これなら近くに置いておきたい、持ち歩きたいと思いました。もちろん機能も大事なんですが、スマホやタブレットは常に自分の近くに置いておく相棒なので僕にとっては「デザインと質感」は、最重要ポイントなのです。
デザインがダメだったら触らないで帰ろうと思っていましたが、見事に僕の合格基準に達したので触ってみました。スリープしている状態の本機の画面をダブルタップするとスリープモードが解除。これはなかなか便利。
Direct Touchによる高いタッチ精度
まずは、プリインストールされているアプリやウェブ閲覧で、ひと通りの機能とタッチ精度をチェック。従来のアンドロイド端末と比べると精度は高く、サクサク動く。僕が持っているアンドロイド端末がちょっと残念な感じだったので、これはすごく魅力的でした。このタッチ精度の高さは、「Direct Touch」と呼ばれる技術によるもので、センサー層を一体化することでより薄いディスプレイを実現し、タッチ精度が向上。ということらしいです。
モバイルブラビアエンジン2がつくるビビッドな画
10.1インチの画面は、1920×1200の解像度で発色も鮮やか。僕はリビングのテレビ、ブルーレイディスクレコーダーもソニー製品で揃えているので、映しだされる発色の美しさは、自分にとって特に相性が良いと感じました。
この画面表示の美しさの秘訣は長年のテレビ開発で養われた画像処理エンジン「モバイルブラビアエンジン2」にあります。動画などシーンにあわせた画質に最適化して表示し、たとえば色鮮やかな部分はよりビビッドにして、記憶の中にある色合いにマッチする形に調整する一方、人の肌の色合いはナチュラルな色で再現するという、中の人、いや中のメカが職人的な仕事をしてくれます。
光量の多い日中の屋外でも見やすい!
僕は車で出かけることが多いので車中での利用シーンを想定して、カーナビ替わりにしたり、プレゼン前の資料をチェックしたりしてみました。驚いたのが日差しの強い車中でも、まったく遜色の無い画面表示。空気層をなくし画面に当たる光の反射と拡散を低減させる「オプティコントラストパネル」が外光下でも見やすく、高コントラストであざやかな色彩を映し出してくれます。
こんなシチュエーションで使いたい
最後に、僕がXperia™ Tablet Zを使いたいと思ったシチュエーションがこちら。
・仲間たちと撮った写真や動画を楽しむ
・防水なので水場で音楽や映像を楽しむ、料理中にレシピをチェック
・仕事部屋や寝室で、ホームネットワークを利用してテレビや録画番組を楽しむ
・車中でのマップチェックと情報検索
・ブルーレイディスクレコーダーから録画番組をワイヤレス転送して外出先で楽しむ
・ワンセグ対応なので、どうしても家に戻れないときは外出先でサッカー観戦をする
うーん、これは買っちゃうんだろうな~。(笑)
* 10インチクラスの液晶を保有するタブレット製品において。2013年1月22日現在。ソニーモバイルコミュニケーションズ(株)調べ。
Xperia™ Z 特集[キュレーションマガジン Antenna]
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