「コラボ」という言葉がややマンネリになりつつあるなか、スポーツ用品メーカーのASICSはひと味違う組み合わせを提示してきました。
まさか“建築×シューズ”が実現してしまうとはね……。
「AMU」は「編む」?
「METARIDE AMU」と名付けられたこの真っ白なランニングシューズは、「新国立競技場」の設計者としても知られる建築家の隈研吾氏とASICSの共同開発によって生まれた異色のアイテム。
まず目をひくのは、アッパーを包み込むように配置されている複数のライン材でしょう。
伝統的な竹細工技法である「やたら編み」をモチーフにしたライン材は、ただのデザインパーツではなく、ホールド力を発揮し履く人の走りをサポートする役割を果たすもの。
ライン材とそれに包まれるニット素材のアッパーがもたらす異なる2つのフィット感、この足で一度体験してみたくなりますね……。
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ミッドソールは自然由来…?
ミッドソールにもこだわりが込められています。
「FLYTEFOAM」と「FLYTEFOAM PROPEL」という2つのフォーム材を組み合わせて作られたミッドソールは、軽量性とクッション性を向上させつつ耐久性にも優れているのだとか。
また、木材由来の繊維が使用された「FLYTEFOAM」は、隈氏のアイデアで無着色のまま素材本来の色味を楽しめるようになっており、人工物であるはずのシューズにどこか自然的な印象を与えています。
2020足の限定発売とな!?
建築家・隈研吾氏
デザイン・機能の両面に独自のアプローチがされた「METARIDE AMU」の価格は、39,600円となかなかに高額。
2019年12月20日(金)よりオンラインストアや一部店舗にて発売が開始されますが、なんと2020足の数量限定のようです……!
著名な建築家とのコラボが実現したこの1足。
入手は困難になるかもしれませんので、そそられている方はスケジュール等にアラーム設定をしておくのをお忘れなく!
画像提供:株式会社アシックス
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