となれば用意したいのが、あたたかい寝袋!
今回は僕がおすすめしたい秋冬用シュラフを紹介したいと思います。
世界が認める高品質シュラフ
Mountain-Equipment「XEROS(ゼロス)」¥75,000
Mountain Equipment (マウンテンイクイップメント)は、高品質なダウン製品で有名なイギリスのアウトドア用品メーカーです。
その品質の高さは、世界に14座ある8000m峰のうち8座の初登頂(未登峰ルートを含む)に同社のダウン製品が採用されたほど。
「XEROS(ゼロス)」は、そのMEが技術のすべてを注ぎ込んだハイスペックな冬用シュラフなんです。
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大事なポイントは、ダウンの量と質
冬用シュラフを選ぶ上で、まず一番重要なのはダウンの量。
多ければ多いほどあたたかいのはもちろんですが、持ち運ぶことを考えると重量とのバランスも大事。
ゼロスは、ダウン量が600gという冬用シュラフとしては一番使い勝手の良いサイズです!
L.L.Bean「ダウンジャケット」
次に重要なのは、ダウンの質。ダウンの膨らみが大きいほど高品質で、膨らみの度合いをフィルパワーという数値で表すことができます。
一般的に、500フィルパワー以下は低品質ダウン、600~700フィルパワーが良質ダウン、700フィルパワー以上は高品質ダウンと言われているのだそう。
ゼロスは800フィルパワー以上の高品質ダウンを使用しているので、よりふっくらしてあたたかいんです。
厳正に審査されたスペック
「EN13537」(ヨーロピアン・スタンダード)と呼ばれるEU諸国における統一規格で表示されている、ゼロスのスペック表記。
一般的な成人女性(25歳/60kg/160cm)が寒さを感じることなく、リラックスした体勢で快適に睡眠できる温度域が「-1度」一般的な成人男性(25歳/70kg/173cm)が寒さを感じることなく8時間睡眠できる温度域が「-8度」
一般的に代謝が低く、寒さに対する耐性が低い成人女性が、寝袋の入り口を閉めて中で膝を抱えるほど丸くなった状態で6時間まで耐えられる温度域が「-25度」
あくまでも薄着の状態での目安なので、ダウンジャケットやダウンパンツなどを着込んだ状態で使えば、使用範囲はもっと広がります。
大峰山脈「和佐又山」(1月)
僕の体感した感覚では、上下にダウンを着込めば氷点下15度ぐらいまでは快適に寝ることができました!
平地でのキャンプや車中泊でしたら、雪国でない限り真冬でも薄着で寝れますよ〜。
細かな機能もぎっしり詰まってる
首元から冷気が入らないようにするショルダーウォーマーなど、基本的な冬用シュラフの機能はもちろんのこと、他にもたくさんの細かな機能性が。
さすが老舗メーカー、プロの登山家から支持されるのも頷けます!
完全防水でコンプレッションも◎
付属の収納袋は完全防水なので、雨や雪でも安心して持ち運ぶことが可能!
圧縮できるコンプレッションバッグにもなっているので、かなりコンパクトにすることがきますよ。
夏に比べて持ち物もかなり増える冬の登山。小さく圧縮できるのはすごく助かります……。
残念なところ:ストレージバッグがメッシュ
家で保管するとき用のストレージバッグが付属するのですが、網目の大きなメッシュなんです。
左「XEROSのストレージバッグ」右「モンベル社のストレージバッグ」
布のタイプのストレージバッグと違い、メッシュだとホコリも中へ入ってきてしまいます。
ここだけは、ちょっと気になるところかな……。
高山から平地のキャンプまで快眠!
南アルプス「鳳凰小屋テント場」11月中旬
「今はキャンプのみだけど、のちのち登山もやってみたいな〜」なんて方にも、軽量で良質なダウンシュラフはオススメ。
あたたかな寝床があると疲れもよくとれて、登山やキャンプの楽しさもUP!
兵庫県「気比の浜キャンプ場」
空気の澄んでいる秋〜冬は、星空もいっそう綺麗な季節。防寒対策さえしっかりすれば、虫も少なく意外と快適なんです。
寒い季節もアウトドアを楽しみたい方は、MEのゼロスをチェックしてみてくださいね。
XEROS[Mountain Equipment]
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