ハイテク素材を活用した道具類を、さらに我慢して兼用するなど、g単位の軽量化を図ります。
この軽量化の果てしない沼…… ストイックな感じですが、楽しみでもあるんですよ。
徹底的に減らして、不便な(そして身軽な)山行を楽しむのも良いですし、このために我慢をしたのだというように、一点豪華な趣味材(釣り具とか楽器)を持ち込んでも良いですね。
すべてはあなた自身が何を楽しむかです。
チェアは欲しいなぁ
この山は素晴らしいね! ベンチがあるもの
足腰にガタが来はじめたからかもしれませんが、トレッキングの途中でベンチを見つけるととてもホッとします。
食事や少し長めの休憩では椅子がありがたいのですが、山の中にはなかなかあるものではないですよね。
そこで、持ち歩けるウルトラライトなイスがあれば良いですね〜。
少し調べてみると、アルミフレームで500g以下のイスが結構発売されています。
調べた中で最軽量が190gです、素晴らしく軽いですね! これを購入して持ち歩いても良いのですが……。
ケトルをチタンに変えてマイナス52g! などと、「軽さは正義である」を教示とする者としては、更なる軽量イスを考えたいです。
イス作り、楽しそうじゃないですか?
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ウルトラライトなイスの条件は「兼用」
イス(スツール)がないコーヒーブレイクなんて…
ウルトラライトを追求しているのにイスなんて贅沢!
しかしイスをイスだけに終わらせないで、何かと兼用できれば良いのでは?
私の使っているバックパックは、とても軽量で背中にフレームがありません。
詳しくはここ。
背中には、半身用の軽量マットが4つ折りになって入っています。
このマットは、Minimalist Pad(45×90×0.5cm)というもので、重量はわずか45gの優れものです。
このマットの代わりに、バックパックの背面フレームとして使えて、イスとしても使えるようにしたいです。
バックパックの背面フレームと兼用のイスを作る
DAISO ジョイントマット30×30cm 9枚 税抜400円
今回は試行レベルなので材料はこんな感じです、素材の柔らかさと厚みが、背面フレームにちょうど良さそう。
しかし強度がイマイチ。
ここから試行錯誤を繰り返して、素材を理解していこう。
ハサミで簡単に切れます。
輪にしてもグニャリ…… 輪を2重にしてもまだ座れない。
この素材は変形させないことが強度を上げるコツと見ました。
試作でもガムテームは極力減らす、内側の輪は自分のテンションんで密着させます。
2つの輪を密着させ、この楕円形が変形しないように中にフレームを入れる。
フレームは硬くて薄い素材が良さそうだ。
まずはダンボールで試します、外側のフォームを変形させないようにする。
ギリギリ実用できるレベルになりました。
AIスピーカー? アウトドア用のイスというかスツールですね
試作品の完成!
重量は170g。
元々の背面フレームが45gなので、差し引き125gで、携帯イスを手に入れたことになります。
やったー!
試作の段階なので見た目はとても見すぼらしいですがね、まだまだ仕上げる段階ではないので、こんなもんです。
左から涼しい夏用(140g)、純正の軽量(45g)今回のイスにもなるヤツ(170g)
節制が基本のウルトラライトハイキングの世界では、こんなイスでも「グランピングか?」ってくらい羨望の眼差しで目で見られることでしょう。(願望)
早速、近くの山で使ってみました。
うーむ、自作イスで飲むコーヒーは美味しいなぁ。
今後の展開
設計は大事です。すごいの作るよ〜!
これから半年程度のトライ&エラーを繰り返して、使い勝手の向上と更なる軽量化を追求します。(見た目も良くしないとね。)
試作を通して考えた理想形は、こんな感じ、このイメージを煮詰めていきます。
今回の試作は、ジョイントマット4,5枚でできました、9枚入り400円なので、2人分作れますよ〜。
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