外敵から身を守ることができる、自然界の動植物に見られるカモフラージュ能力。体の色や形状を変化させる生物にも様々なものがいますが、海のたこが持つ変貌能力には驚かされます。
海底にある一塊の藻屑。一体どこにタコが潜んでいるのか、まったく分かりません。
しかし、ダイバーが近づくと、身の危険を感じたのか、突如、元の姿に戻ろうとします。
完全に姿を現したタコ。この後、墨を吹いて逃げていきます。もはや鳥肌モノの大変身です。
別のシーンですが、海藻の色とタコの色の違いがもはや判別できないくらいのカモフラージュ能力です。
海洋生物学者Roger Hanlonさんの説明によれば、これらの生物は眼で色を判別することはできないそうなのですが、それなのになぜ完璧な変色カモフラージュができるのかはなぞなのだとか。
変色する皮膚の顕微鏡拡大動画はとても興味深いです。是非ご覧ください。
私たちが日常的に抱いているイメージからは想像もつかない神秘的な能力にあふれる自然界。目が離せません。
日頃、日本の食卓に上がるのとは種類が異なるタコのようですが、次にタコを食べることがあったら、この動画を思い出してみてください。
Biology and What a hide and seek game!! [Youtube]コメント
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